関ヶ原の戦いで西軍方を率いた武将、石田三成に焦点を当てた特別展「石田三成〜幻の大垣城決戦〜」が、大垣城(岐阜県大垣市郭町)で開かれています。会期は来年1月11日まで。
関ヶ原の戦いから420年を記念して催される企画で、三成の戦略構想や大垣城入城、
展示の中には、もし仮に西軍方が関ヶ原での決戦を選択せず、大垣城での決戦を選んだ場合を考察した「幻の大垣城決戦」の解説もあり、籠城する西軍方を南宮山から支援する毛利秀元らの軍勢の存在や、東軍方が大垣城を水攻めする可能性など、混戦模様になっていた状況を推測しています。
会場では、大垣城籠城や落城寸前の脱出の様子について、三成の家臣、山田去暦の娘が少女時代に体験した大垣城の戦いの頃の様子を年老いてから子供たちに語った体験記『おあむ物語(御庵物語)』も絵巻の挿絵と共に紹介しています。
入館料200円(18歳未満は無料)。休館日は原則として火曜日、あるいは祝日の翌日(その日が日曜日または火曜日にあたる場合は、その翌日、その日が月曜日または土曜日にあたる場合は、その翌々日)、年末年始(12月29日から1月3日)となっています。
※(参照)大垣城―「肝心」な場所―
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