戎光祥出版から刊行された『シリーズ・織豊大名の研究』の第2巻は『加藤清正』です。以下、目次を掲載―
◎山田貴司編著『加藤清正』(『シリーズ・織豊大名の研究』第2巻)
文禄の役や関ヶ原合戦における政治的動向、領国支配の内実や海外貿易との関係、清正公信仰やゆかりの文化財論等、必読論文11本が収録されています。
(目次)
総 論 加藤清正論の現在地(山田貴司)
第1部 政治的動向とその立場
Ⅰ 加藤清正と畿内―肥後入国以前の動向を中心に(大浪和弥)
Ⅱ 唐入り(文禄の役)における加藤清正の動向(中野等)
Ⅲ 関ヶ原合戦前後における加藤清正の動向(山田貴司)
第2部 領国支配と海外貿易の展開
Ⅰ 加藤清正の歴史的位置(稲葉継陽)
Ⅱ 加藤清正朝鮮陣書状について(藤原秀之)
Ⅲ 加藤領肥後一国統治期の支城体制について―一国二城体制の考察(上髙原聡)
Ⅳ 一六世紀末の九州―東南アジア貿易―加藤清正のルソン貿易をめぐって(中島楽章)
第3部 神に祀られた清正
Ⅰ 民衆の信仰としての清正公信仰(田中青樹)
Ⅱ 清正公信仰の成立と展開(福西大輔)
第4部 清正の受給文書とゆかりの文化財論
Ⅰ 肥後加藤家旧蔵豊臣秀吉・秀次朱印状について(金子拓)
Ⅱ 肥後加藤家旧蔵豊臣秀吉・秀次朱印状について(続)(金子拓)
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