「ヘレンケラーを知っていますか」
観てみたい映画の先取りチェック!です―
“日本のヘレン・ケラー”と言われ、昭和39年(1964)に日本最初の盲・聾という二重障害者の自主組織を全国に呼びかけて結成した山口県在住の盲聾者の女性と、学校を休みがちで自殺願望がある少年との出会い・ふれあい・人間愛を描いた心温まる作品「ヘレンケラーを知っていますか」を観てみたいと思ってます。
この作品のモデルとなった山口県在住の盲聾者である女性の方は、15歳の時に汚水が目に入り、視力障害を負ってしまい、手術の甲斐もなく、22歳の若さで失明し、その半年後には連日の水ごり修行が祟って失聴し、二重の障害を背負ってしまいます。
そんな彼女の人生を支えたのは、両親の深い愛であり、闇の世界に光を灯した点字でした。
さらに、その点字は多くの同じ障害がある仲間や、支援者の存在を教えてくれたのです。
そして、33歳の時、彼女は日本最初の盲聾者を主体とする組織を全国に呼びかけて結成します。
現在、74歳を迎えた彼女は、ホームヘルパーなどを活用して、施設や病院ではなく、「自立」した生活を山の中で送っているのだそうです。
出演は小林綾子さんが演じられます。
とりあえず、先月の23日に海峡メッセ(山口県下関市)で完成披露試写会があったようですね。
その後、6月から山口県内を巡回上映していくようですが、「みすゞ」(田中美里さん主演)の時みたいに京都でも上映してくれないかなぁー。
※(参考)奇跡の人・塙保己一―ヘレン・ケラーが“心の支え”とした日本人
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