なせばなる!

格言で「なせばなる/なさねばならぬ/何事も/ならぬは人の/なさぬなりけり」という文言があります。

江戸時代中頃の出羽米沢藩第9代藩主・上杉治憲(鷹山)が財政破綻した藩経済を立て直す際に、領内の家臣及び百姓に対して、立て直すための心構えについて説いた文言として有名ですね。

格言事典などを拾い集めてみると、「なせばなる」という文章には

  1. 「成せば成る」「成せばなる」「なせば成る」「成せば為る」…

  2. 「為せば為る」「為せばなる」「なせば為る」「為せば成る」…

などの文言が当てはまっています。実際にはどの文言がぴったりくるのでしょう?

一番、しっくりくるのは、

  • 為せば成る/為さねば成らぬ/何事も/成らぬは人の/為さぬなりけり

  • だと思われます。その語意は、

    →その行為を実行すれば、必ずや物事は成就する(あるいは、達成する)

    と解釈すればいいわけですね。

    ― ◇ ◇ ◇ ―

    さて、この「なせばなる!」の格言ですが、「出典は、古代中国の古典史書で、中国神話に登場する堯・舜から秦穆公に至るまでを記したもので、春秋・戦国時代に成立したであろう『書経』の一文「弗爲胡成」〔=為さずんばなんぞ成らん〕(『書経』太甲下篇)に由来しているそうです。

    さらに、上杉鷹山よりも以前によく似た内容を武田信玄が遺しています。

  • 為せば成る/為さねば成らぬ/成る業を/成らぬと捨つる/人の儚き

  • 出だしが似ていますよね。鷹山は信玄の文言をアレンジしたのかもしれませんね⁉

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