「功名が辻」出演者発表!

来年度の大河ドラマ「功名が辻」の出演者が発表されたようです。

先に発表されていた主役の

・千代=仲間由紀恵さん

・山内一豊=上川隆也さん

に続き、

・五藤吉兵衛(山内家家臣、一豊の傳役)=武田鉄矢さん

・祖父江新右衛門(山内家重臣)=前田吟さん

 →新右衛門は祖父江勘左衛門って人物がモデルらしい…

・祖父江新一郎(新右衛門の長男)=浜田学さん

・法秀尼(一豊の母)=佐久間良子さん

・不破市之丞(千代の養父)=津川雅彦さん

・きぬ(千代の養母、千代の生母の姉)=多岐川裕美さん

・山内康豊(一豊の弟)=玉木宏さん

・豊臣秀吉=柄本明さん

・ねね=浅野ゆう子さん

 →ある意味、夫婦喧嘩が楽しみ!しかも、名古屋弁でなら最高なんだけど…

・旭(秀吉の妹)=松本明子さん

・豊臣秀次(秀吉の甥、秀吉の養子)=成宮寛貴さん

 →今回の一番の期待!「秀次事件」をどう演じてくれるのだろう?
 
・竹中半兵衛=筒井道隆さん

 →ある意味、「秀吉」の時の古谷一行的「半兵衛」を越えられるか?

・前野将右衛門=石倉三郎さん

 →「秀次事件」のキーマンです。しみじ…と切腹しちゃうのかな?

・蜂須賀小六=高山善廣さん

 →「秀吉」の時の大仁田厚的「小六」同様、セリフ回しさえしっかりとしていればナントカ!

・福島正則=嵐広也さん

・お市=大地真央さん

・お濃=和久井映見さん

 →もう、時代的には「帰蝶」でいいのに…(笑)

・茶々=永作博美さん

 →気ィ強そう!(爆)

・柴田勝家=勝野洋さん

・林通勝=苅谷俊介さん

 →確か前(「信長 KING OF ZIPANGU」)は村井貞勝でしたね!寂しく追放されてください!

・佐久間信盛=俵木藤太さん

・丹羽長秀=名高達男さん

・石田三成=中村橋之助さん

・浅井長政=榎木孝明さん

・浅井久政=山本圭さん

・今川義元=江守徹さん

 →今回も義元は“おじゃる系”なのかな?

・堀尾吉晴=生瀬勝久さん

・吉晴の妻、いと=杉田かおるさん

・中村一氏=田村淳さん(ロンドンブーツ1号2号)

・一氏の妻、とし=乙葉さん

・小りん=長澤まさみさん…甲賀忍び

 →小りんも注目かな!辺見えみりさんのイメージが強く残ってるけど…(笑)

NHKによると「このドラマは千代・一豊夫婦、堀尾夫婦、中村夫婦、そして秀吉・おね夫婦、4組の夫婦の物語である…」との事。

うぅーん、どこかで見覚えのある構成だ(笑)

その時は同僚同志の妻たち…って感じだったけど、今回は主とその家臣の妻という構図で豊臣的にいうアットホームさがイメージできそうかも!

しかも、秀次ファンの僕としては嬉しいことに、一豊をはじめとして堀尾も中村も“秀次衆”のメンバー。

しかも、秀次の後見役・前野長康も出てるから、必然的に「秀次事件」は避けられないでしょうね。

秀次役の成宮寛貴くんも「高校教師」で演じた(チョット狂信的な!)雰囲気で秀次を演じてくれたら、過去に秀次で最高と感じている陣内孝則さんんを超す秀次のイメージを創って欲しいところ…

(ところで、筆頭家老の田中吉政は誰がやるのだろう?彼が一番の重要ポストなんだけどなぁー)

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NHK水曜時代劇「風神の門」

「風神の門」

スカイパーフェクTV時代劇専門チャンネル「風神の門」が始まりました。実に25年ぶりの映像です。


服部才蔵、別称“霧隠才蔵”が主人公で、当時、東京キッドブラザーズで柴田恭兵と共に活躍していた三浦浩一さんの初主演作品でもあります。(この時の才蔵の印象が強かったのせいなのか、三浦さんを見るたびに“霧隠才蔵”のイメージが離れません。後に「風雲!真田幸村」才蔵の役を再演された時は内心、“やったね!”って感じだったくらいですから…)

さて「風神の門」では、猿飛佐助に渡辺篤さん(「必殺仕置屋稼業」「必殺仕業人」のイメージが強いです…)、真田幸村に竹脇無我さん(ドラマの中で幸村が作っていた「醍醐」(=牛や羊の乳を発酵させた甘くて濃い味がする…)のイメージは今も強烈に!)、明石掃部に竜崎勝さん(フジテレビのアナウンサー・高島彩さんのお父さん!)、大野修理に伊丹十三さん、後藤又兵衛に大木実さん。また、才蔵のライバルとして同じ伊賀者だが才蔵が上忍に比べ、下忍の家柄で上昇志向が強い獅子王院に磯部勉さん、その獅子王院を下僕として従え、大坂方を謀略で骨抜きにし、何とか戦をせずに済む算段を企む鳥居俊岳に佐藤慶さん(後に「真田太平記」でも甲賀者の頭目・山中大和守を演じられていますよね…)、逆に大坂方を挑発し、戦に持ち込もうと企む京都所司代板倉勝重に寺田農さん、そして徳川方、大坂方双方のキープレイヤーというべき菊亭晴季に岩井半四郎(岩井友見さん、仁科亜希子さん姉妹のお父さん、武田信玄の五男・仁科盛信の子孫でらっしゃる…)など個性豊かな顔触れでもあります。

そして、ドラマに花を添えるヒロインには、実は鳥居俊岳に娘で伏見城の戦いで石田三成軍に母親を殺され大坂方を敵視しているのだが、大坂方に間者として紛れ込み、才蔵に対し恋心を芽生えさせる複雑な役どころのお国を小野みゆきさんが演じ、大坂方=“女(おなご)の城”と言わしめた象徴として淀殿に代わり、京都で裏工作を担う隠岐殿に多岐川裕美さん、徳川方に朝廷・公家の代理として半ば人質として送られようとしている天真爛漫な菊亭晴季の娘・青子に樋口可南子さんが競演されてます。

作品にて使用された主題歌はクリスタルキングによって唄われた「時間差」という曲ですが、残念ながら一度もレコードプレス化されていない、貴重な音源なんですよ。


NHKがテレビ開局50周年の時にもう一度みたい番組のリクエスト作品の中にノミネートされたいたので、いつの日にかは再放送が観られるのでは?と準備万端整えていましたが、ようやくに観ること叶います。あの感動をもう一度!

また、FMラジオからのライブ音源(しかもフル)もあったので、アップしておきます。


 

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NHK水曜時代劇「真田太平記」


いやぁー待ちに待った感じですよ。

「真田太平記」がついにDVD化されるそうです。しかも総集編ではなく、完全版で!

昨年、役所広司版「宮本武蔵」が発売され、いよいよ次かな、と期待していたら、中村吉右衛門版「武蔵坊弁慶」の方が先に発売されました。(しかも、総集編バージョンで)

「待てばカイロの…」ってことでもないですが、ようやくにしてっ!て感じです。思えば、昭和61年(1986)に観て以来、途中、NHK−BS2での再放送の時はまだ衛星放送を受信してない時期でした。

そして、NHK総合で再放送を観た時は満を持してビデオ録画しましたが、当時は政治的事件が多かった時代で、金丸信・前自民党副総裁が脱税容疑で逮捕された日や、その金丸氏との関係を問われ社会党の田辺誠・委員長が辞任した日など…特別番組のため、時間が変更されたりして、タイマー録画だったこともあり、見事に大坂冬の陣での真田丸の攻防のシーンや、夏の陣での真田隊の家康の本陣への突撃シーンなど、いわば一番美味しいところが失敗してしまってたんですよね。

昨年、スカイパーフェクTV(以下、スカパー)の時代劇専門チャンネルで放送されるという情報を先にスカパ−を受信していた友人から聞き、スカパーを契約して受信。あらためて全45話を録画する事に成功しました。

その間、前述の役所広司版「宮本武蔵」や中村吉右衛門版「武蔵坊弁慶」が続々発売されるに情報を聞くにつけ、いつ出ても用意周到準備怠りなく…待ち構え、いよいよ7月から発売されるそうです。

いつまでも映像として残しておきたいシーンの数々…待ち遠しいデス!

― ◇ ◇ ◇ ―

「真田太平記」は、昭和60年(1985)4月3日から翌61年(1986)3月19日にかけて全45話をNHK総合においてNHK水曜時代劇の枠で放送されたドラマで、NHK大阪放送局が制作しました。

原作は池波正太郎氏の『真田太平記』で、真田昌幸・信之・幸村の生き様を、武田家滅亡から松代移封まで描いた作品となっています。

主な配役陣、及び各話タイトルは以降の通り―
  • 真田信幸(のち信之)(源三郎、伊豆守)=渡瀬恒彦さん

  • 真田幸村(源二郎、左衛門佐)=草刈正雄さん

  • 真田昌幸(源五郎、安房守)=丹波哲郎さん


  • 山手殿(昌幸の正室、源三郎の母)=小山明子さん

  • お徳(昌幸の側室、お菊の母)=坂口良子さん

  • お菊(昌幸の娘、滝川三九郎の妻)=岡田有希子さん


  • 久野(山手殿の妹、樋口角兵衛の母)=香野百合子さん

  • 樋口角兵衛(信之・幸村の従弟)=榎木孝明さん

  • 弥生(久野の侍女)=入江繭子さん


  • 稲姫(小松殿)(信之の正室、本多忠勝の娘)=紺野美沙子さん

  • 真田信吉(信之の長男)=早瀬亮さん

  • 真田信政(信之の次男)=森岡進さん


  • お利世(幸村の正室、大谷吉継の娘)=中村久美さん

  • 真田大助(幸村の嫡子)=片岡孝太郎さん

  • あぐり(幸村の娘)=川島光代

  • お梅(幸村の娘)=糸日谷明子


  • 矢沢頼綱(昌幸の叔父)=加藤嘉さん

  • 矢沢頼康(頼綱の子)=大谷友右衛門さん


  • 鈴木右近(忠重、主水の子)=岡村青太郎(現・清元延寿太夫)さん

  • 鈴木主水(重則、名胡桃城主)=金内吉男さん


  • 壺谷又五郎(草の者の頭領、佐平次の実父)=夏八木勲さん

  • 向井佐平次(幸村の従者)=木之元亮さん

  • 向井佐助(草の者、佐平次の子)=中村橋之助さん

  • もよ(佐平次の妻、佐助の母)=音無真喜子さん

  • はる(佐平次の娘)=蛯名由紀子さん


  • お江(草の者)=遥くららさん

  • 奥村弥五兵衛(草の者)=真田健一郎さん

  • 宮塚才蔵(草の者)=堀田真三さん

  • 姉山甚八(草の者)=渋谷天笑(現、渋谷天外)さん

  • 沢山東次(草の者)=水島涼太さん

  • おくに(草の者、才蔵の妹)=范文雀さん

  • 鹿野権三(草の者)=山谷初男さん

  • 横沢与七(もよの祖父)=花沢徳衛さん


  • 来島喜左衛門(上田の甲冑師)=浜村純さん


  • 粂(名護屋の百姓)=浅利香津代さん

  • 杉本主馬(幸村の家臣)=長谷川初範さん

  • 馬場彦四郎(信之の家臣、実は甲賀忍び)=角野卓造さん


  • 山中大和守俊房(甲賀山中忍びの頭領)=佐藤慶さん

  • 猫田与助(甲賀山中忍び)=石橋蓮司さん

  • 杉坂重五郎(甲賀山中忍び)=丹波義隆さん

  • 田子庄左衛門(甲賀山中忍び)=井川比佐志さん

  • 住吉慶春(酒巻才兵衛、甲賀山中忍び)=鈴木瑞穂さん


  • 山中内匠長俊=戸浦六宏さん

  • 慈海(甲賀山中忍び)=福田豊土さん

  • 伴長信(甲賀山中忍び)=待田京介さん


  • 滝川三九郎(一績、お菊の夫)=三浦浩一さん

  • 柳生石舟斎(宗厳)=東千代之介さん

  • 小野お通=竹下景子さん


  • 上杉景勝=伊藤孝雄さん

  • 直江兼続=下塚誠さん

  • 北条氏直=佐藤仁哉さん


  • 大谷形部(吉継)=村井国夫さん

  • 石田三成=清水紘治さん

  • 島左近=湯浅実さん


  • 豊臣秀吉=長門裕之さん

  • 北政所(高台院)=津島恵子さん


  • 前田利家=御木本伸介さん

  • 前田利長=中島久之さん

  • 毛利輝元=中山昭二さん

  • 宇喜多秀家=石濱朗さん


  • 福島正則=勝部演之さん

  • 加藤清正=竜雷太さん

  • 浅野幸長=本田博太郎さん


  • 豊臣秀頼=円谷浩さん

  • 淀殿=岡田茉莉子さん

  • 千姫=工藤夕貴さん

  • 片桐且元=山本耕一さん

  • 大野修理(治長)=細川俊之さん

  • 大野主馬(治房)=平泉成さん

  • 大野道犬(治胤)=長克巳さん

  • 大蔵卿局=高田敏江さん

  • 常高院=磯野洋子さん

  • 木村重成=井上倫宏さん

  • 後藤又兵衛(基次)=近藤洋介さん

  • 毛利勝永=宮内洋さん

  • 伊木七郎右衛門(遠雄)=辻萬長さん


  • 徳川家康=中村梅之助さん

  • 徳川秀忠=中村梅雀さん

  • 阿茶局=三条美紀さん

  • 本多忠勝(小松殿の父)=加藤武さん

  • 本多忠政(忠勝の嫡子)=森田順平さん

  • 本多正信=田中明夫さん

  • 井伊直政=菅貫太郎さん

  • 土井利勝=有川博さん

  • 酒井忠世=瑳川哲朗さん
  1. 若武者たち

  2. 天魔の夏

  3. 幸村初陣

  4. 角兵衛騒動

  5. 秘密

  6. 出会い

  7. 危急存亡の時

  8. 上田城死守

  9. 華燭の宴

  10. 惜別の章

  11. 小田原攻め

  12. 沼田城城主信幸

  13. お江受難

  14. それぞれの道

  15. 暗闘忍びの群れ

  16. 名護屋撤退

  17. 揺らぐ夏

  18. 秀吉死す

  19. 春の嵐

  20. 迷い道

  21. 決裂 犬伏の陣

  22. 信幸懊悩

  23. 故郷敵地

  24. 激闘上田城

  25. 家康襲撃

  26. 決戦 関ヶ原

  27. 切腹命令

  28. さらば上田城

  29. 闇の渦

  30. 暗雲九度山

  31. それぞれの悲願

  32. 昌幸死す

  33. 事件勃発

  34. 時節到来

  35. 大坂入城

  36. 真田丸

  37. 冬の陣前夜

  38. 大坂冬の陣

  39. 兄弟再会

  40. 戦雲再び

  41. 最後の夜

  42. 幸村散る

  43. 小松殿人質

  44. 真田家取潰しの陰謀

  45. 生きる(最終話)

      

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大河「義経」…「清盛死す」


大河「義経」でとうとう清盛はん(渡哲也さん)が亡くなはりました―熱病に冒されて、逝かはりましたね。

遺言は「夢・・・」と聞こえたが、時子はん(松坂慶子さん)は一門の皆が揃ったところで「頼朝の首を我が墓前に供えよ」と創らはりました。

もちろん、このエピソードは『平家物語』などに時子が聞いた清盛の遺言として記載されているんですが、今後の平家の在り方を指し示す演出だと感じました。

よく、友人とこの時代の頼朝と清盛の立場の設定をアニメの「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」で例えるんですが、(頼朝がシャアで、清盛はアムロみたいに…)頼朝は革命派で清盛は改革派のような気がします。

清盛は内側から腐った幹を新しく甦らせようとしたけど、永いこと熟成されきってしまった根っこ(例えるなら後白河院かな)はどうしようもなかった―的な発想です。

これから先、壇ノ浦までの時子を中心とした平家の結束を描こうとするシチュエーションは北条政子が尼将軍として関東御家人が結束する承久の乱前後と似通ったものがあるでしょう。(そーいえば、時子も政子も従二位をもらい、二位尼とか、二位殿と呼ばれたりしますし…)

この点では、原作が宮尾登美子さんだから、原作ドラマとして作者の色がにじみ出ているのかな?って気もしますね。(「草燃える」の時も永井路子さんの色がよく出てたし…)

あと、今回清盛が亡くなった事で五足も殺されちゃいました。五足が平家の家人どもに殺されたシーンを観て感じたのは、「あぁ、これで平家は京の民衆たちをも敵にしたなぁ」という思い。僕は清盛と五足の関係が平家と京の民衆たちとをつないでいたパイプだと感じていたのですが…


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大河「義経」…数字を気にした歴史ドラマ!?

NHK大河ドラマ「義経」、今日は南都焼き討ちでしたね。

東大寺を偶然にも焼いてしまった平重衡。『平家物語』でいう“法滅”
へのプロローグでしょうか。(続くは清盛の熱死だし…)

今後の平家の展望としては、宗盛の政治的愚鈍さが際立ち、いよいよ争乱になると、知盛の智勇や潔さが表現されてくれると嬉しいけど…(このドラマの演出や企画力ではまずあり得ないでしょうね)

舞台は福原から京への還都のあたり―

頼朝などは鎌倉の基盤作りの力を注ぎ中!

ドラマの構成をみていると、頼朝は征夷大将軍になって鎌倉に幕府を開くために挙兵したんだ―との展開です。

まずはじめに征夷大将軍ありき―な話の持っていき方のよう…オイオイ、これって結果からみた歴史のものの見方やん!

頼朝が鎌倉に幕府を開ける立場を有したのは、少なくとも平家を滅亡させた功による従二位叙された元暦2年(1185)4月以降の話であって、征夷大将軍に就職した建久3年(1192)よりも7年遡れることになります。

ましてや、頼朝は建久6年(1195)10月に征夷大将軍を辞任している。辞任した以上、幕府は存続し得ないことになる。

さらに、建久10年(1199)に頼朝が死去した後、頼家が頼朝の跡を継いだのは左近衛中将という近衛府の役職。

つまり、頼朝の征夷大将軍就任は幕府を開くためではなく、鎮守府将軍である奥州藤原氏への対抗措置であったに過ぎません。

鎮守府将軍とは、奥州に赴任した現場監督のようなもの。対する征夷大将軍は名誉職であり、名目だけの管理職と理解しましょう。

頼朝は院宣を受けずに勝手に兵を挙げて奥州藤原氏を攻め滅ぼしました。いわば私戦です。

後日、後白河院より事後承諾の院宣が下されたので公戦にはなりましたが、世間に対して奥州攻めを正当化しなければなりません。

そのためには、奥州藤原氏の鎮守府将軍よりも上位である征夷大将軍に就任しなければならなかった事情があったのです。(すべてが追認事項ですが…)

以上の事から、鎌倉幕府=征夷大将軍ではないと言い切れるはず…なんだけど、大河は歴史ドラマではなく、歴史小説のドラマ化だから、そこのところは仕方ないよね。


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大河「義経」…宇治が舞台その1―「橋合戦」

江戸時代後期、文久3年(1863)に出版された『宇治川両岸一覧』に描かれた「扇の芝」

NHK大河ドラマ「義経」でわが町・宇治が舞台として描かれました。(ホンの数分!やけど…)

“京武者”源頼政率いる摂津源氏の兵が平等院で平家方の軍と争って敗死しちゃうのですが、番組的には軽く流されちゃってました(唖然…笑)

この戦い、“橋合戦”というのですが、頼政の養子で実は木曽義仲の実兄である兼綱の奮戦や、園城寺(三井寺)の僧兵である筒井浄妙坊一来法師との合戦中のかけ合い…(祗園祭での浄妙山の実際のモデル)など観るべきところはあったんですけどねぇー(呆然…)

更に頼政平等院の境内の芝生で自刃する(→現在、「扇の芝」として有名!)のですが、ドラマでは何と芝生の上ではなく御堂の中で自刃しちゃってます(…嘲笑!)

源平争乱期の研究の第一人者である方が開いている某大学の研究室サイトの掲示板にも嘆きの書き込みがあったけど、最近の「大奥 第一章」といい、脚本を面白くするためとはいえ、捻じ曲げてはいけない事実をこうも曲解してしまうとは…

嘗ては大河ドラマを題材にして授業や講義を展開していけたのに、昨今の番組を手本にすると、間違ったことを教えてしまう―との発言をされる方もいらっしゃるようで…

また、そこで知った情報では一応、時代考証の専門家(OPのタイトルにも名が挙がってますが…)もその存在は有名無実だとか…番組スタッフから意見は聞かれるそうですが、苦言を呈しても、番組スタッフたちは聞く耳をもたないのが現実!だとか…(それならば、名前を挙げないで欲しいと悔しがっておられました)

個人的な意見として、視聴している僕の側から観て、ここ数年の大河ドラマは「関東(=東京)から見た歴史」って感じが否めません。「武蔵 MUSASHI」しかり、「新選組!」しかり…)

関東(=東京)、つまり武士贔屓から見た歴史観といえばいいんでしょうか。

チョット寒気がします!僕は「百姓」(→農民じゃないですよ!一般大衆の意を込めた「百姓」です)あっての歴史と考える人なので、すごく嫌悪感が走ります―

ましてや、源平争乱期坂東武者鎌倉武士団なぞ、集団で暴力を正当化した暴力団ヤクザみたいなモノ。賛美する価値などありますか?まぁこうした流れは、虐げられてきた人たちの抵抗って感じですかね?

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新春時代劇ワイド「国盗り物語」

今年のテレビ東京系新春時代劇ワイドは「国盗り物語」でしたね。斎藤道三(北大路欣也さん)、織田信長(伊藤英明さん)、明智光秀(渡部篤郎さん)の物語…

「国盗り物語」を扱ったドラマは過去に2度観たけど、今回のも印象的な1つとなりそう!

初めて観たのはNHK大河ドラマ「国盗り物語」(昭和48年)の総集編。これはOPの音楽も斬新でカッコ良かった!(携帯の着メロはこれにしてます 笑)。

斎藤道三(平幹二朗さん)、織田信長(高橋英樹さん)、明智光秀(近藤正臣さん)の物語だけど、脇役の羽柴秀吉(火野正平さん)、雑賀孫市(林隆三さん)、浅井長政(杉良太郎さん)も印象深かったです。とくに秀吉役の火野正平さん、歴代の秀吉で信長の本能寺の凶変を知った時の秀吉の表情が過去の大河ドラマの中でも秀逸なモノといわれています。

僕自身は総集編しか観てないんだけど、職場の先輩でリアルタイムに観てはった方に聞いたら、OPの配役のテロップで最初は道三、次いで信長だったけど、信長が本能寺で斃れた次の回は秀吉が主役の座(=配役の一番初め)を射止めていたそうです。

次に観たのが「戦国乱世の暴れん坊 齋藤道三 怒涛の天下取り」(平成3年)とうヤツで、斎藤道三(松平健さん)、織田信長(仲村トオルさん)が描かれていました。こちらのドラマは道三が美濃を掌中に入れるまでの話なので、道三のカッコ良さが印象的な物語でしたね。

今回の物語ではさすが北大路欣也さんの道三、貫禄がありました!討ち死にシーンなど印象が残る展開でしたね。渡部篤郎さんの光秀も今までにないイメージでよかった感じです。

ラストで光秀が小栗栖で土民たちに竹槍で突かれた最期のシーンでの「夢(=道三)を追う事を忘れて、現実(=信長)ばかり見てきた…」と悟る場面が心に残りますね。


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スカパー参入!

CSのスカイパーフェクTVを視聴する事に決め、今日工事をしてもらいました。

目的の第一は時代劇専門チャンネルにおいて「真田太平記」が始まるという情報を聞いたからです。これは何としても!と思い立ったが吉日…思い切って断を下しました(大袈裟!笑)

友人の中には既に視聴してる奴もいるので、色々な情報を収集しながらも満を持して行動しちゃいました。

画面が映るようになって、(ガイドを片手に)最初に観たのがホームドラマチャンネルという所で放送中の「御宿かわせみ」でした。

懐かしい!―るいさん(真野響子さん)や東吾さん(小野寺昭さん)、主題歌が高橋真梨子さんの「祭ばやしが終るまで」のシリーズです。すごーくしんみりできる作品だから早速、録画チェックしちゃいました。

とりあえず仮登録して2〜3週間は無料視聴ができるそうなんで、色々と観てまわろうと思います。


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大久保利通の印象!


NHK「その時歴史が動いた」「大久保利通・新生日本を救う〜回避された『幻の日清戦争』〜」を観ました。

内容は征台の役(台湾出兵事件)に関して日本と清国が一速即発な状況で、大久保利通内務卿が苦心した様子が描かれていました。

僕は根っからの大久保シンパで大の西郷嫌いなので、また新しく大久保の良き評価が生まれた印象深い番組でした。

清国側は古代から延々と根づいていた“中華思想”での物の見方、日本は近代的な万国公法に則った物の見方の違いからくるすれ違い様相は周知の事実です。

明治維新直後、「西洋列強の仲間入り」か「極東の番兵」かのどちらかに進路をとるべきかの選択肢がありましたが、結局、日本は万国公法に基づく国際社会に参加しなければ仲間はずれにされっぱなしの状況(治外法権関税自主権の喪失)が続いていました。

これらを撤廃するには西洋列強に仲間入りするしか選択肢がなかったのは現実でした。

そうした西洋列強のやり方=帝国主義的侵略方法とは、戦争に勝利して莫大な賠償金を手に入れるというパターンがあります。(時代が後になりますが、第一次世界大戦の戦後処理におけるフランス政府のドイツへの莫大な賠償金請求のような意地汚さは特に有名です。これが元でドイツは復興に時間がかかるし、別な意味、この事がナチス・ドイツを生んだとも言えますからね。これと対照的なのがアメリカで、アメリカは賠償金を元手に奨学金制度を創設しています。まるで幕末の越後長岡藩に見られた“米百俵”エピソードって感じですよね…)

番組の最後の部分で、大久保の賠償金に関する考え方を
(賠償金を)将来どの様に使うかは、日本の『名誉』に関係する事なので、一部は被害者と戦病死した出兵兵士および功労者に使用するが、残りは清国へ『謝却』すべきである
と言っています。

つまり、賠償金の返却は、西洋列強がいまだかつてしたことがない例であり、「『剣』(=軍事力)で敵国を『退治』(=侵略)するよりも、この大断により、日本の『盛名』(=名声)は輝」くだろうと大久保は語っているのです。

この考え方の中には帝国主義思想は全くありません。大久保がもう少し生き永らえていたら、日本の進路はまた違ったものになっていたでしょうね。


    

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すべてはこの時から―昭和52年!

何のこっちゃと思うでしょうが(笑)、この年(昭和52年)から僕は時代劇をレギュラー化するように観始めた記念の年なんですよね。

この年は、1月からNHK大河ドラマ「花神」が始まり、4月には「新選組始末記」が始まってます。

「花神」を観るキッカケは中村雅俊さんの流れでした。それ以前、「われら青春!」の沖田俊先生(僕にとっての先生の理想!でもあります)や松田優作さんと共演された「俺たちの勲章」と続き、この「花神」へと行くんですが、「俺たちの旅」で共演した田中健さんも天堂晋助役で出演したんですよね。

今現在、実際にに記憶にあるのは中村雅俊さん演じる高杉晋作が死去する回「晋作の死」以降でしかないんですが、翌年の昭和53年(1978)3月に総集編(全5回)があって、その4話目(「徳川を討て!」)と5話目(「維新回天」)をカセットテープで音だけの録音をしてそれを聞いてセリフなどを大学ノートに書き写していたんですよね。

後年になって、総集編のビデオを買って、改めて映像を目の当たりにした時、ほとんどすらすらとシーンが浮かび上がったのは言うまでもありません。

「新選組始末記」は草刈正雄さんの流れでした。草刈さんの場合、前年のNHK大河ドラマ「風と雲と虹と」で人気が出たんですが、私は偶然に映画「沖田総司」を観て、総司を演じてらした草刈さんが好きになって、そのまま流れでこの「新選組始末記」に入っていったんですね。

この「新選組始末記」では他に近藤勇(平幹二郎さん)、土方歳三(古谷一行さん)、永倉新八(夏八木勲さん)らが演じてられ、これが僕にとっての新選組メンバーの基本でした。

この年、私は小学校6年生でぼちぼち社会科でも歴史を習い始める頃でもありました。でもほとんど気になり始めていたのが幕末なんですけど…



9月にNHK少年ドラマシリーズ「幕末未来人」が始まりました。これも舞台は幕末で受験生がタイムスリップしてしまったが、この受験生が持っていた歴史年表が発端となって、受験生が知っている将来の史実がことごとく書き換えられ、(例えば、桂小五郎は池田屋で殺され、沖田総司も病死ではなく、斬り殺されるなど…)しまいには明治維新は起こらず、日本はフランスの植民地となってしまう、というストーリーでした。

こうまで続くとますます歴史への関心度は増す一方です。夏にはテレビ史上初の3時間ドラマ「海は甦える」という当時としては画期的なドラマがありました。これは江藤淳さんの原作『海は甦る』のドラマ化で、主人公は山本権兵衛(仲代達也さん)とその妻・とき(吉永小百合さん)、そして広瀬武夫(加藤剛さん)で日露戦争を題材にしたお話でした。

極めつけは、翌昭和53年(1978)3月に放送された3時間ドラマ「風が燃えた」でしょうか。主人公は伊藤博文で若い頃を三浦友和さんが、晩年を平幹二朗さんが演じられました。あと、妻の梅子には山口百恵さん→三田佳子さん、友人であり同志の井上馨には森田健作さん→宍戸錠さんという顔ぶれでした。吉田松陰には加藤剛さん、桂小五郎には竹脇無我さんらが競演されてもいます。

これで僕としては完璧に歴史好きになってゆき、しかも幕末で、しかも長州好きで…となっていく訳なんですね(^ー^)v

※(参照)NHK大河ドラマ「花神」、新たに2話発掘される!→
※(参照)NHK土曜ドラマ「遠雷と怒涛と」→
※(参照)待ちに待った「風が燃えた」、33年ぶりの再放送!→
※(参照)映画「獄に咲く花」―松陰先生と久子女史を描いた物語→
※(参照)NHK大河ドラマ「花神」第19話「上海みやげ」→
※(参照)その時歴史が動いた「奇兵隊〜幕末に命を賭けた若き庶民たち〜」→
※(参照)「長州ファイブ」→


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NHK大河ドラマ「黄金の日日」


NHK大河ドラマ「黄金の日日」完全版DVD−BOXが発売されました。

懐かしい作品です。この作品は昭和53年(1978)1月から12月にかけて全51話放送されたNHK大河ドラマ第16作目にあたります。

原作は城山三郎氏ですね。主役は呂宋(納屋)助左衛門で市川染五郎(現、松本幸四郎)さんが演じられました。

あと杉谷善住坊(“拓ぼん”川谷拓三さん)や石川五右衛門(根津甚八さん)の人気も凄かったのを記憶してます。主だった配役陣は次のような方々です―
  • 納屋助左衛門=市川染五郎(現、松本幸四郎)さん


  • 美緒=栗原小巻さん…今井兼久の妻


  • 石川五右衛門=根津甚八さん


  • 杉谷善住坊=川谷拓三さん

  • 宗久の妾、しま/宗久としまの娘、桔梗=竹下景子さん


  • 会合衆、信長の茶頭、今井宗久=丹波哲郎さん

  • 宗久の子、兼久(のち宗薫)=林隆三さん
    →林隆三さんは「利家とまつ」(平成14年=2002)では宗久を演じられている

  • 梢=名取裕子さん…徳川方・服部半蔵の間者、小太郎の実母

  • 兼久の子、小太郎(のち兼隆、宗呑)=江藤潤さん


  • 会合衆、信長・秀吉の茶頭、千宗易(利休)=鶴田浩二さん

  • 会合衆、小西隆佐(ジョウチン)=宇野重吉さん…小西弥九郎(行長)の父

  • 会合衆、信長・秀吉の茶頭、(天王寺屋)津田宗及=津川雅彦さん

  • 会合衆、能登屋平久=志村喬さん

  • 会合衆、日比屋了慶(ディオゴ)=渥美国泰さん…モニカの父


  • 信長・秀吉の茶頭、のち後北条氏の茶道、山上宗二=清水綋治さん


  • お仙=李礼仙さん

  • 日比屋了慶の娘、笛(モニカ)=夏目雅子さん


  • 才蔵=花沢徳衛さん…貨物船「琉球丸」の船長

  • 助左の父、高砂甚兵衛、海賊の頭=松本幸四郎(松本白鸚)さん


  • 銭丸=前田晃一さん

  • 彦助=岸部一徳さん

  • 末蔵=小松方正さん

  • しの=増子志津江さん


  • 一観=三国一朗 さん


  • ルソン島のトンド族の族長、ラカンドーラ=ビック・バルガスさん

  • ラカンドーラの娘、マリキット=プリンセス・アキノさん→ジーナ・アラハールさん


  • マリキットの夫、ハギビス=ロベルト・アレバロさん

  • マリキットの侍女、ノーラ=セリー・デ・カステロさん

  • フィリピン人、ツル=安奈淳さん


  • 木下藤吉郎/羽柴秀吉/豊臣秀吉=緒形拳さん

  • 北政所(ねね)=十朱幸代さん

  • 淀君=藤村志保さん


  • 石田佐吉(三成)=近藤正臣

  • 小西弥九郎(行長)(アウグスティヌス)=小野寺昭さん

  • 高山重友(右近)(ジュスト)=鹿賀丈史さん


  • 三次秀次(豊臣秀次)=桜木(櫻木)健一さん


  • 宗義智(ダリオ)=河原崎長一郎

  • 加藤清正=綿引洪(勝彦)さん

  • 福島正則=加藤正之さん

  • 蜂須賀小六=室田日出男さん

  • 浅野長政=辻萬長さん

  • 増田長盛=金内吉男さん

  • 石田正澄(三成の兄)=内田稔さん

  • 安国寺恵瓊=神山繁さん
    →神山さんはTBS時代劇「関ヶ原」(昭和53年=1978)でも演じられている

  • 織田信長=高橋幸治さん

  • お市の方=小林かおりさん


  • 明智光秀=内藤武敏さん

  • 細川ガラシャ(玉)=島田陽子(楊子)さん


  • 足利義昭=松橋登さん

  • 細川藤孝=加藤精三さん

  • 細川忠興=柴田p彦さん

  • 吉川経家=浜畑賢吉さん

  • 徳川家康=児玉清さん


  • イエズス会宣教師、ルイス・フロイス=アロイジオ・カンガスさん

  • イエズス会宣教師、ガスパル・ヴィレラ=ミシェル・マサポさん

  • イエズス会宣教師、グネッキ・ソルディ・オルガンティノ=ジェームズ・ゴードンさん


  • 長崎の豪商、原田喜右衛門=唐十郎さん
この作品は、放送当時はほぼ書き下ろしに近かったようで、放送での最終回において助左衛門が活躍の場としていた堺の町が炎上し、助左衛門は、助左衛門に賛同する町の民衆たちを引き連れて船でルソン(呂宋)に旅立っていくのですが、それは関ヶ原の合戦で敗れた西軍側の落武者たちを堺の町が匿ったり、逃亡に手助けをした事を徳川方に責められての末の出来事でした。ニュアンス的には中世自由都市・堺近世という枠の中に閉じ込められていくのを拒絶して、堺の都市=そこに生活している民衆たち=を連れ立って新天地に向かって旅立つ!というのがエピローグでのメッセージだったように思います。

史実では、堺の町が壊滅的な炎上をするのは大坂夏の陣での豊臣方の乱入によるものなんですが、のちに文庫版を読んだ時にはちゃんとそのように描かれていました。各話のタイトルは以下の通り―
  1. 信長軍包囲
  2. 岐路

  3. 羅針盤

  4. 北征前夜

  5. 総退却

  6. 信長狙撃

  7. 琉球丸難破

  8. 呂宋島漂着

  9. 交易事始

  10. 南海の館

  11. 珊瑚珠無情

  12. 叡山焼打

  13. 戦国哀史

  14. 信玄上洛

  15. 九死一生

  16. 将軍追放

  17. 乱世独歩

  18. 新天地

  19. 安土築城

  20. 聖母昇天

  21. 善住坊処刑

  22. 摂津動乱

  23. 西国進撃

  24. 鳥取兵粮戦

  25. 飢餓地獄

  26. プエルト・デル・ハポン

  27. 信長死す

  28. 安土炎上

  29. 起死回生

  30. 大坂築城

  31. 竜虎相撃つ

  32. 納屋襲名

  33. 海賊船

  34. 大洪水

  35. 陰謀

  36. 伴天連追放

  37. 反逆

  38. 大勝負

  39. 偽国使

  40. 利休切腹

  41. 侵略者

  42. 先陣争い

  43. 朱印船襲撃

  44. 呂宋遠征計画

  45. 天変地異

  46. 五右衛門刑死

  47. 助左衛門追放

  48. 暗黒航路

  49. 激流

  50. 関ヶ原

  51. 堺炎上(最終回)

― ◇ ◇ ◇ ―

僕にとってのこの作品の印象深いところは織田信長(高橋幸治さん)、豊臣秀吉(緒形拳さん)という大河ドラマ「太閤記」以来のキャスティングでしょうね。また今井宗久(丹波哲郎さん)、千利休(鶴田浩二さん)、石田三成(近藤正臣さん)、高山右近(鹿賀丈史さん)、小西行長(小野寺昭さん)の男性陣や細川ガラシャ(島田楊子さん)、ねね(十朱幸代さん)、モニカ(夏目雅子さん)、桔梗(竹下景子さん)も印象に残ってます。(なかでも、緒形拳さん演じる秀吉と十朱幸代さん演じるねねの夫婦間の会話は全て尾張訛りで話されていたのが面白かったです 笑)

個人的には豊臣秀次(櫻木健一さん)が幾つか観た秀次役の役者さんの中でも一番印象深いものになっています。

また、秀吉の出世街道まっしぐらという観点から見た時、他の作品ではあまり描かれていない鳥取城攻め(=兵糧攻め)が描かれている唯一の作品でもあるんですよね。

あと…この作品で1つ感じたのが、関ヶ原の合戦によって東軍=徳川方の農耕経済が勝利し、西軍=三成や行長、そして堺の商人たちの商業経済が敗退していった、という構図が読み取れる気がするんですよね。難しく言えば、日本が重商主義をメインとして発展せず、重農主義の道を進んでいった―その過程を“自由都市・堺の崩壊”に照らし合わせて描いた作品だと感じます。

― ◇ ◇ ◇ ―

※(関連)「助左衛門幻影〜大阪・堺〜」


    

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NHK大河ドラマ「新選組!」

今年のNHK大河ドラマ「新選組!」が始まりました。印象は良かったです。

出だしから御用改めのシーン。桂小五郎(石黒賢さん)を捕縛しようと出動した隊士たちの面々…一瞬、池田屋騒動からオープニングか?と思いましたが、幾松(菊川怜さん)も出てきたし、違うなぁーって、さすが三谷幸喜さん、例年にない初回放送、というか、昔懐かしい大河ドラマの雰囲気が醸し出ていましたね。

何はともあれ、メディアの新選組に新しいページが加えられたわけですね。僕もその昔、「花神」という大河ドラマを観て、歴史にハマッていったという経緯があります。同じように、この作品からまた1人、新たに新選組ファンが、幕末好きが、いや歴史に興味を持ってくれる人が増えるといいな!


    

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「大友宗麟・心の王国を求めて」

大友宗麟・心の王国を求めて

NHK正月時代劇「大友宗麟・心の王国を求めて」を観ました。原作は遠藤周作氏の『王の挽歌』だそうです。


時代設定は二階崩れから大友宗麟(松平健さん)が豊臣秀吉(片岡鶴太郎さん)に島津氏惣無事令違反を訴えに行った辺りです。

大友宗麟のメディアと言えばその昔、「国東物語」が懐かしいところですが、今回のは一風違った観点でしたので、面白く感じた作品でした。

特に印象的だったのは、おそらく顔出しが初登場な立花道雪(佐藤慶さん)ではないでしょうか。すごく感動的なシーンです。90分という枠での進行なので、要点のみの脚色でしたが、テーマは伝わった感じです。主な配役は以下の通り、
  • 大友義鎮(宗麟)=松平健さん


  • 矢乃の方(宗麟室:奈多夫人)=財前直見さん

  • 矢乃の侍女頭、露(のち、宗麟側室:ジュリア)=宮本真希さん

  • 楓の方(宗麟側室、服部右京亮の妻だった…)=麻生祐未さん


  • 吉岡長増(大友家加判衆)=塩野谷正幸さん

  • 臼杵鑑速(大友家の三老)=田村亮さん

  • 戸次鑑連(大友家の三老、立花道雪)=佐藤慶さん

  • 吉弘鑑理(大友家の三老)=壌晴彦さん


  • 田原親賢(矢乃の方の実兄)=村井国夫さん


  • 入田親誠(義鎮のもり役)=阿藤快さん

  • 一万田鑑相=石田太郎さん

  • 服部右京亮=河西健司さん


  • 臼杵治元=竹田寿郎さん

  • 市川兵庫=大和屋踈石さん

  • 高橋鑑理(鑑種?)=佐和タカシさん


  • 仲屋宗悦(豊後府内の商人)=大鶴義丹さん


  • フランシスコ・ザビエル=ラス・ブレザーさん


  • 大友義鑑(宗麟の父)=細川俊之さん

  • 大友晴英(宗麟の弟、大内晴英(義長))=坂上忍さん

  • 小少将 (義鑑の後室)=北川えりさん

  • 大友義統(宗麟の息子)=仁科克基さん


  • 豊臣秀吉=片岡鶴太郎さん

  • 千利休=林与一さん



    

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NHK大河ドラマ「独眼竜政宗」


昭和62年(1987)1月4日から12月13日まで全50話にわたり放送されたNHK大河ドラマ「独眼竜政宗」の完全版DVDの情報です。

原作は山岡荘八氏『伊達政宗』で、大河ドラマ史上、平均視聴率39%(←時代背景もあるから何とも言えませんが…)を記録した作品でもあります。主な登場人物としては、
  • 伊達政宗(梵天丸、藤次郎)=渡辺謙さん


  • 政宗の正室・めご姫=後藤久美子さん/桜田淳子さん

  • 政宗と愛姫の長女・五郎八いろは姫=沢口靖子さん

  • 政宗と愛姫の嫡子・忠宗(虎菊丸)=野村宏伸さん


  • 政宗の父・輝宗=北大路欣也さん

  • 政宗の母・義姫(保春院)=岩下志麻さん

  • 政宗の弟・小次郎(竺丸、政道)=岡本健一さん


  • 政宗の側室・猫御前=秋吉久美子さん

  • 政宗の秀宗(兵五郎)=辻野幸一さん


  • 片倉喜多=竹下景子さん

  • 片倉小十郎(景綱)=西郷輝彦さん

  • 小十郎の妻・蔦=音無美紀子さん

  • 小十郎の子・重綱(のち重長)=高嶋政宏さん


  • 伊達成実(藤五郎)=三浦友和さん

  • 成実の妻・登勢=五大路子さん

  • 成実の父・実元=竜雷太さん


  • 鬼庭良直(左月)=いかりや長介さん

  • 左月の子・鬼庭(茂庭)綱元=村田雄浩さん


  • 遠藤基信=神山繁さん

  • 遠藤宗信(文七郎)=中村繁之さん


  • 留守政景=長塚京三さん

  • 小梁川盛宗(泥播斎)=福田豊土さん

  • 亘理元宗=鶴田忍さん

  • 村田宗殖=八名信夫さん

  • 石川昭光=睦五朗さん

  • 国分盛重=イッセー尾形さん

  • 泉田重光=高品格さん

  • 屋代景頼(勘解由かげゆ)=江夏豊さん


  • 白石宗実=門田俊一さん

  • 猫御前の父・飯坂宗康=東八郎さん

  • 後藤信康(孫兵衛)=佐野史郎さん

  • 原田宗時(左馬助)=鷲生功さん

  • 布施定時=萩原流行さん

  • 大内定綱=寺田農さん

  • 鈴木元信=平田満さん

  • 山家やんべ国頼=大和田伸也さん

  • 義姫の侍女・御佐おちゃ子=鷲尾真知子さん


  • 田村家家老・向館むかいだて内匠たくみ=山形勲さん

  • 愛姫の侍女・村岡=浅利香津代さん


  • 畠山義継=石田弦太郎さん

  • 義継の妻・綾御前=市毛良枝さん

  • 芦名義広=堤真一さん


  • 虎哉宗乙そういつ=大滝秀治さん


  • 豊臣秀吉=勝新太郎さん

  • 北政所(高台院)=八千草薫さん

  • 旭姫=野川由美子さん

  • 豊臣秀次=陣内孝則さん

  • 石田三成=奥田瑛二さん

  • 淀君=樋口可南子さん

  • 豊臣秀頼=山下規介さん

  • 千姫=伊藤麻衣子さん


  • 徳川家康=津川雅彦さん

  • 結城秀康=新田純一さん

  • 徳川秀忠=勝野洋さん

  • 松平忠輝=真田広之さん

  • 徳川家光=宅麻伸さん

  • 柳生宗矩=石橋蓮司さん

  • 大久保長安=金田龍之介さん

  • 今井宗薫=谷啓さん


  • 千利休=池部良さん


  • 前田利家=大木実さん

  • 蒲生氏郷=寺泉憲さん

  • 浅野長政=林与一さん

  • 前田玄以=湯浅実さん

  • 木村吉清=牟田悌三さん

  • 片桐且元=松村達雄さん

  • 大野治長=榎木孝明さん

  • 真田幸村=若林豪さん

  • 後藤又兵衛=勝部演之さん


  • 小原縫殿助ぬいのすけ=岡本富士太さん

  • 粟野秀用(木工助もくすけ)=潮哲也さん


  • 伊達晴宗=金子信雄さん

  • 中野宗時=玉川伊佐男さん


  • 最上義守=今福将雄さん

  • 最上義光=原田芳雄さん

  • 駒姫=坂上香織さん


  • 支倉常長=さとう宗幸さん

  • カトリック教会 フランシスコ会宣教師・ルイス・ソテロ=ホセ・カルディーニさん

  • ヌエバ・エスパーニャ(現在のメキシコ)の探検家・セバスティアン・ビスカイノ=ジョー・グレイスさん
…など個性的な方々が競演され、なかなか厚みを帯びた作品と思います。

ちょうどリアルタイムで観ていた時は大学2回生で、史学科でゼミをどこにしようかと決めようとしていた頃でした。なので、この「独眼竜政宗」と次の「武田信玄」の頃は、それらの関連本をたくさん購入した記憶が懐かしい感じですね。

各話のタイトルは以下の通り―
  1. 誕生

  2. 不動明王

  3. 親ごころ

  4. 元服

  5. 愛姫

  6. 侍女成敗

  7. 初陣

  8. 若武者

  9. 野望

  10. 男の器量

  11. 八百人斬り

  12. 輝宗無残

  13. 人取橋

  14. 勝ち名乗り

  15. めごとねこ

  16. 南北の敵

  17. 宮仕え

  18. お東、居座る

  19. 大移動

  20. 決戦、摺上原

  21. 修羅の母

  22. 弟を斬る

  23. 小田原へ

  24. 天下人

  25. 人質、めご

  26. 絶体絶命

  27. 黄金の十字架

  28. 知恵くらべ

  29. 左遷

  30. 伊達者

  31. 子宝

  32. 秀次失脚

  33. 濡れ衣

  34. 太閤の死

  35. 成実失踪

  36. 天下分け目

  37. 幻の百万石

  38. 仙台築城

  39. 五郎八、嫁ぐ

  40. 大船造り

  41. 海外雄飛

  42. 大坂攻め

  43. ねこ、宇和島へ

  44. 大坂夏の陣

  45. ふたりの父

  46. 離縁状

  47. 天下の副将軍

  48. 伊達流へそ曲がり

  49. 母恋い

  50. 大往生(最終話)
この「独眼竜政宗」で印象に残るところは名セリフとなった“梵天丸もかくありたい”とか、輝宗の斬死シーン、人取橋の戦いで老体に鞭打った左月の奮迅ぶり、摺上原の合戦芦名氏を打ち負かす政宗の采配ぶりなど…いまだ目に焼きついてます。


個人的には豊臣秀次が好きな僕としては、陣内孝則さんが演じられた秀次像も印象深いものがあります。(陣内的“秀次”は勝新的“秀吉”とセットにして観るから余計印象深いのかも!)


    

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