あなたは何曲知ってる?唄える?―NHKみんなのうたDVD-BOX

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昭和36年(1961)の放送開始から今年の4月で半世紀を迎えるNHK「みんなのうた」

童謡からポップスまで、これまでに約1300曲もの名曲や流行歌を生み出してきましたね。

今年の元日にも特番としてNHK総合で「愛されて50年♪ みんなのうた新春スペシャル!」が放送され、第1回目に放送されたチェコ民謡「おお牧場はみどり」など約60曲が披露されましたが、この度、50年目を記念してDVD-BOXが販売されるのだとか…

これまで放送されてきた約1300曲から168曲を年代別に厳選し、DVD12巻に収録(但し、昭和36年~平成14年放送分のみ)

各巻にブックレット(歌詞カード)を封入。大人から子どもまで世代を超えて楽しめる内容になっているようです。発売予定日は年4月22日です。

収録された曲の内容は―

■DISC.1 第1集(昭和36年~39年:1961~1963)

  1. 「誰も知らない」
  2. 「おお牧場はみどり」
  3. 「牧場の小道 ストドラパンパ」
  4. 「あわて床屋」
  5. 「森へ行きましょう」
  6. 「トロイカ」
  7. 「プンプンポルカ」
  8. 「かあさんのうた」
  9. 「調子をそろえてクリック クリック クリック」
  10. 「山こそわが家」
  11. 「雪とこども」
  12. 「地球を七回半まわれ」
  13. 「クラリネットこわしちゃった」

■DISC.2 第2集(昭和38年~41年:1963~1966)

  1. 「五匹のこぶたとチャールストン」
  2. 「おおブレネリ」
  3. 「コックのポルカ」
  4. 「夏の山」
  5. 「こねこの病気」
  6. 「春が呼んでるよ」
  7. 「陽気にうたえば」
  8. 「ドナドナ」
  9. 「たのしいね」
  10. 「ほたるこい」
  11. 「おしゃべりあひる」
  12. 「ちびっこカウボーイ」
  13. 「オカリナの丘」
  14. 「ママごめんなさい」

■DISC.3 第3集(昭和37年~44年:1962~1969)

  1. 「はさみとぎ」
  2. 「山のスケッチ」
  3. 「ねこふんじゃった」
  4. 「もえあがれ雪たち」
  5. 「怪獣がやってくる」
  6. 「アマリリス」
  7. 「おかあさんの顔」
  8. 「お山の大将」
  9. 「わらいかわせみに話すなよ」
  10. 「四人目の王さま」
  11. 「ゆりかごのうた」
  12. 「バケツの穴」
  13. 「パンのマーチ」

■DISC.4 第4集(昭和44年~48年:1969~1973)

  1. 「44ひきのねこ」
  2. 「地球の子ども」
  3. 「アビニョンの橋で」
  4. 「トレロ カモミロ」
  5. 「それ行け 3組」
  6. 「草競馬」
  7. 「詩人が死んだとき」
  8. 「小さな木の実」
  9. 「フニクリ フニクラ 登山電車」
  10. 「わが名はカウボーイ」
  11. 「さびしいカシの木」
  12. 「月の光」
  13. 「今でも船長と呼ばれている船長の夜」
  14. 「ちいさい秋みつけた」
  15. 「ドンペペの歌」
  16. 「大きな古時計」

■DISC.5 第5集(昭和47年~51年:1972~1976)

  1. 「北風小僧の寒太郎」
  2. 「森の熊さん」
  3. 「洗濯ジャブジャブ」
  4. 「小犬のプルー」
  5. 「ひげなしゴゲジャバル」
  6. 「算数チャチャチャ」
  7. 「さらば青春」
  8. 「さらばジャマイカ」
  9. 「誕生日のチャチャチャ」
  10. 「コキリコの歌」
  11. 「ドラキュラのうた」
  12. 「パパおしえて」
  13. 「勇気一つを友にして」
  14. 「赤い花 白い花」
  15. 「想い出のグリーングラス」

■DISC.6 第6集(昭和50年~52年:1975~1977)

  1. 「南の島のハメハメハ大王」
  2. 「美山の子守唄」
  3. 「山口さんちのツトム君」
  4. 「雨が空から降れば」
  5. 「宗谷岬」
  6. 「空にはお月さま」
  7. 「くいしんぼうのカレンダー」
  8. 「サラマンドラ」
  9. 「赤鬼と青鬼のタンゴ」
  10. 「アスタ・ルエゴ~さよなら月の猫~」
  11. 「走馬燈」
  12. 「若者と小犬とクロアサン」
  13. 「子象の行進」
  14. 「遠い世界に」

■DISC.7 第7集(昭和53年~56年:1978~1981)

  1. 「コンピューターおばあちゃん」
  2. 「泣いていた女の子」
  3. 「夏は来ぬ」
  4. 「ふたごのオオカミ大冒険」
  5. 「虫歯のこどもの誕生日」
  6. 「早春賦」
  7. 「ぼくんちのチャボ」
  8. 「花いちもんめ」
  9. 「キャッツ・アイ・ラブ」
  10. 「切手のないおくりもの」
  11. 「キャンディの夢」
  12. 「アップル パップル プリンセス」
  13. 「パパとあるこう」
  14. 「オランガタン」
  15. 「ヒロミ」

■DISC.8 第8集(昭和57年~59年:1982~1984)

  1. 「メトロポリタン美術館ミュージアム
  2. 「みずうみ」
  3. 「へんな家!」
  4. 「ちいさい秋みつけた」
  5. 「南の島の花よめさん」
  6. 「こだぬき ポンポ」
  7. 「ロバ ちょっとすねた」
  8. 「せんせ ほんまにほんま」
  9. 「キャベツUFO」
  10. 「オナカの大きな王子さま」
  11. 「おもいでのアルバム」
  12. 「かんかんからす」
  13. 「おじいさんの電車」
  14. 「わたしの紙風船」
  15. 「白い道」
  16. 「リンゴの森の子猫たち」

■DISC.9 第9集(昭和59年~61年:1984~1986)

  1. 「まっくら森の歌」
  2. 「恋する ニワトリ」
  3. 「ありがとう さようなら」
  4. 「ラジャ・マハラジャー」
  5. 「ヘンなABC」
  6. 「おふろのうた」
  7. 「雪祭り」
  8. 「うちゅうのうた」
  9. 「カメレオン」
  10. 「赤い帽子」
  11. 「しあわせのうた」
  12. 「風ぐるま」
  13. 「海へ来て」

■DISC.10 第10集(昭和61年~平成4年:1986~1992)

  1. 「いたずラッコ」
  2. 「しっぽのきもち」
  3. 「ふたりは80才」
  4. 「ガムシャーラ」
  5. 「怪盗夢之介」
  6. 「サボテンがにくい」
  7. 「クマのぬいぐるみ」
  8. 「こたつむすめでテケテケテ」
  9. 3-D天国スリーディーヘブン
  10. 「一円玉の旅がらす」
  11. 「大きなリンゴの木の下で」
  12. 「風のオルガン」
  13. 「ママのイヤリング」
  14. 「エトはメリーゴーランド」
  15. 「ふるさとのない秋」

■DISC.11 第11集(平成5年~10年:1993~1998)

  1. 「WAになっておどろう~イレアイエ~」
  2. 「ぼくとディジャヴ」
  3. 「以心伝心しよう」
  4. 「みどりの星」
  5. 「ヘドラーの山」
  6. 「夜汽車よ急げ」
  7. 「川はだれのもの?」
  8. 「そらとぶくじら」
  9. 「メッセージ・ソング」
  10. 「青天井のクラウン」
  11. 「僕は君の涙」
  12. 「さとうきび畑(みんなのうたver)」

■DISC.12 第12集(平成9年~14年:1997~2002)

  1. 「雨のちスペシャル」
  2. 「歩いてみっか!」
  3. 「タチツテト手を」
  4. 「名もない花のように」
  5. 「潮騒のうた」
  6. 「遠い空」
  7. 「高校3年生」
  8. 「ハピハピバースディ」
  9. 「ママの結婚」
  10. 「アキスト ゼネコ」
  11. 「テトペッテンソン」
  12. 「パパとあなたの影ぼうし」

となっていますよ。

皆さんは何曲知ってますか?そして、口遊くちずさめますか?(ちなみに、私は28曲ほどでした…やっぱり、平成以降は社会人だし、流行らないと聴き逃しちゃうよね!)

― ◇ ◇ ◇ ―

さて、実はNHKでは嘗ての放送用ビデオテープは大変高価で、かつ貴重なものであったため、放送を終えた作品のテープは、別の作品を重ね撮りして再利用されていました。

「みんなのうた」も同様に、初期の作品については映像の保管状態は良くないと聞きます。

そこで、NHKアーカイブスの「お宝発見ニュース」では、NHKが過去に制作した映像資料に関する情報提供を求めていらっしゃいます。

もし、「みんなのうた」の録画した映像をお持ちでいらっしゃる方がおられるのなら、NHKアーカイブスまで情報提供をお願いします。

― ◇ ◇ ◇ ―

※(参照)みんなのうた 発掘プロジェクト(「NHK みんなのうた―50年―」より)

禎子ちゃんの想い―クミコ♪INORI~祈り~

♪INORI~祈り~♪
 作詞:GOD BREATH
 作曲:佐々木祐滋(佐々木禎子ちゃんの甥=禎子ちゃんの兄・雅弘さんの二男で被爆二世)
 編曲:坂本昌之

♪別れがくると知っていたけど、本当の気持ち言えなかった
 色とりどりの折り鶴たちに こっそり話しかけていました
 愛する人たちのやさしさ 見るものすべて愛しかった
 もう少しだけでいいから 皆のそばにいさせて下さい

 泣いて泣いて泣き疲れて 怖くて怖くて震えてた
 祈り祈り祈り続けて 生きたいと思う毎日でした

 折り鶴を一羽折るたび 辛さがこみ上げてきました
 だけど千羽に届けば 暖かい家にまた戻れる
 願いは必ずかなうと 信じて居り続けました
 だけど涙が止まらない 近づく別れを肌で 感じていたから

 泣いて泣いて泣き疲れて 折り鶴にいつも励まされて
 祈り祈り祈り続けて 夢をつなげた毎日でした

 別れがきたと感じます だから最後に伝えたい
 本当に本当にありがとう 私はずっと幸せでした

 泣いて泣いて泣き疲れて 折り鶴にいつも励まされて
 祈り祈り祈り続けて 夢をつなげた毎日でした

 めぐりめぐり行く季節をこえて 今でも今でも祈ってる
 二度と二度と辛い思いは 誰にもしてほしくはない
 誰にもしてほしくはない♪

― ◇ ◇ ◇ ―

広島平和記念公園(広島県広島市)にある「原爆の子の像」を知っていますか?

私も中学3年生の時、修学旅行で訪れましたが、たくさんの千羽鶴が捧げられている事から、別に“千羽鶴の塔”とも呼ばれています。

像の高さは9mで、その頂上には頭上に高く折り鶴を掲げた少女のブロンズ像が立ち、平和な未来への夢を託しています。

この少女のモデルとなったのが、2歳の時に被爆し、10年後の昭和30年(1955)10月25日に12歳の若さで白血病で亡くなった佐々木禎子ちゃんです。

佐々木禎子ちゃんは、昭和20年(1945)8月6日、2歳の時に広島市に投下された原子爆弾によって、爆心地から1・7kmの自宅で黒い雨により被爆します。

同じ様に被爆した禎子ちゃんの母親は直ぐに体の不調を訴えましたが、禎子ちゃんは左程の外傷もなく、不調を訴える事もないまま、その後元気に成長していきました。

ところが、9年後の小学校6年生の秋、すなわち昭和29年(1954)11月頃より首の周りにしこりしこりが出来始め、翌30年(1955)1月にしこりがお多福風邪の様に顔が腫れ上がり始めます。病院で検査しても原因が判らず、2月に総合病院で検査した結果、白血病と判明し、存えても1年の生命と診断され、広島赤十字病院(現在の広島赤十字・原爆病院)に入院します。

昭和30年(1955)8月に名古屋の高校生からお見舞いとして折り鶴が送られて以降、禎子ちゃんも折り始め、それを見ていた多くの入院患者たちも折り始めます。

病院では折り紙で千羽鶴を折れば元気になると信じられ、禎子ちゃんもいつか元気になって皆の待つ家へ帰れる事を願いながら、「折り鶴」を折る続けました。

その後、折り鶴は段々と小さい形となります。当時、折り紙は高価な物でしたから、代わって薬の包み紙のセロファンなどを拡げ、針を使いながら折られ続けます。

しかし、禎子ちゃんは8か月の闘病生活の後、同年10月25日に亜急性リンパ線白血病で亡くなってしまいます。

死後、禎子ちゃんが折った鶴は葬儀の時に2、3羽ずつ参列者に配られ、棺に入れて欲しいと呼び掛けられ、そして遺品として配られます。

佐々木禎子ちゃん、享年12歳

禎子ちゃんが生前、折った折り鶴の数は二千羽近くにもなり、折り掛けの鶴が12羽程あったそうです―

― ◇ ◇ ◇ ―

禎子ちゃんが亡くなった翌月の11月8日に禎子ちゃんの同級生に対し「禎子さんを始め原爆で死んだ子の霊を慰める石碑を創ろう」と新聞で禎子ちゃんの死を知った青年により提案され、設置のための活動が始めれます。

まず12日に全日本中学校長会場において、禎子ちゃんの同級生8人によってビラ配りが行われ、全国の中学校より寄付金が寄せられます。

12月に入ると、反響の大きさにより広島市内の小・中・高校に運動への参加を呼び掛け、「広島平和をきづく児童・生徒の会」が組織されます。

翌31年(1956)は街中での募金活動が繰り返し行われ、年末までに540万円の寄付金を集めた。募金活動には全国の3,200校余りの学校が協力し、募金は海外からも寄せられました。

原爆の子の像

そして、活動し始めてから、約3年後の昭和33年(1958)5月5日、平和記念公園内に「原爆の子の像」が完成したのです。

― ◇ ◇ ◇ ―

この♪INORI~祈り~♪という歌は、禎子ちゃんのお兄さんの子で、禎子ちゃんの甥っ子さんにあたる佐々木祐滋さんが禎子ちゃんの想い出などを小さい頃から聞いて育ってきた中で、想い描いた歌詞にメロディを乗せた作品です。

また、クミコさんという歌手の方も佐々木祐滋からこの歌を託されて唄われておられて、今年の紅白ではその唄う姿を観る事ができます。

皆さんも、この「INORI~祈り~」を単なる反戦歌としてではなく、禎子ちゃんの様に無念にも原爆で、いや戦争で犠牲となった子どもたちを想って、聴いてみて下さい!!

ps.この文章を作りつつ、BGMで「INORI~祈り~」を聴いていたら、涙で目が溢れちゃった…

― ◇ ◇ ◇ ―

※(参照)昭和20年8月、ヒロシマ 夏服の少女たちが綴った日記帳→
※(参照)聞こえなかった原爆―被爆ろう者の叫びを聴いてあげて!→


     

第60回ヘレンケラー記念音楽コンクール

夕方のニュースを観ていたら、

“音楽でプロの道を目指す!
  視覚障害の子どもたち
  ヘレンケラー・コンクールに密着”
というタイトルで特集を組んでいました。

ヘレンケラー記念音楽コンクールとは、昭和24年(1949)に“全国で唯一の”盲学生の音楽コンクールとして始まったコンクールで、当初は盲学校音楽教育の実態を知ってもらい音楽家を志す盲学生の登竜門にするのが目的でした。

その後、普通校で学ぶ弱視児まで参加枠を拡大し、現在では視覚障害者の音楽コンクールとして、ピアノやヴァイオリン、独唱、合唱などの成果を持ち寄って競います。

これまでに、このコンクールから小学4年生時にデビューしたヴァイオリニストの和波孝禧さん、同じ小学4年生時に絶賛を受けたチェンバロなど鍵盤楽器奏者の武久源造さんら、国際的に活躍する演奏家を輩出しています。

参加者の年齢やレベルはまちまちで、音楽を始めたばかりの児童や生徒・学生もいます。それぞれに大きなハンディがある分だけ、誰もが卓抜した演奏という訳にはいきませんが、何れもが音楽家としての道を目指し、音楽によって如何に生きるか目標に頑張っているのです。

コンクールの演目は、

  • ピアノの部
    小学生低学年(3年生以下)の部
    小学生低学年(4年生以上)の部
    中学生の部
    高校生以上の部
  • 弦楽器の部

  • その他の楽器の部

  • 声楽部門
  • 独唱1部(小学生及び中学生)
    独唱2部(高校生以上)
    重唱・合唱の部
などの部門で競われました。

― ◇ ◇ ◇ ―

視聴したニュースの特集では、大阪視覚支援学校からプロの声楽家を目指す生徒さんたちに密着していました。

その生徒さんは「浜千鳥」を自由曲として唄うのですが、歌詞である日本語の表現力に四苦八苦している様です。

生まれついての視覚障害であったため、詩の解釈=情景が浮かばない、といった“見えないイメージ”に苦しんだり、生まれつき見えないために鏡で自分の表情を観たりする事がない分、笑顔の作り方や言葉1つ1つの正確な発音に苦しんでいる様なのです。

それらを克服するために、先生がその生徒さんの顔を手で触って動かしたりするなど、筋肉の動きを通して身につけさせようと指導されています。

結果として、コンクールでは2位だったのですが、このコンクールの凄い所は、1位が該当者なしという現実を参加者たちに突きつけている点です。また、前回参加時に1位だった受賞者は連続して参加できないという決まりもある様です。

プロの音楽家として自立させようとする“愛の鞭”って感じですね。

でも、それで“次の機会ではもっと頑張る”って思いを募らせてコンクールに帰ってくる参加者たちの姿こそ、自立した視覚障害者に一歩一歩近付いていってるんだな!って思います。

視覚障害を持った皆さんにとり、音楽家として身を立てるのも1つの“自立”であって、そこに賭ける情熱は並々ならぬものでしょう。今回コンクールに参加された人たちも自分が次に何をもっと頑張るべきかを知った事でしょうし、それは人生にも役立つ経験として備わったと感じます!

詩篇交響曲「源氏物語」

日本を代表する古典文学『源氏物語』平安時代中期の女性作家である紫式部(藤原為時むすめ)によって書かれた大作ですが、今年、平成20年(2008)は、この 『源氏物語』が記録上で確認されて丁度1000年目(※『紫式部日記』の寛弘5年(1008)11月1日条に「若紫」「源氏」などの記述があり、この時点で『源氏物語』が読まれていた事実が確認できるから)を迎えます。

それを記念して「源氏物語千年紀」といった記念イベントが催されていますが、記念式典の前夜祭である平成20年(2008)10月31日に記念演奏会として京都コンサートホール大ホール(京都市北区)において詩篇交響曲「源氏物語」の新作初演が行われました。

『源氏物語』の名場面や主人公である光源氏の半生を8つの楽章に分けて描いた松本隆さん作詞、千住明さん作曲の歌詞にのせて、京都市交響楽団の演奏と小林沙羅さん(ソプラノ)、松本薫平さん(テノール)の競演です。

また、女性役を小林沙羅さん(ソプラノ)が、光源氏役を松本薫平さん(テノール)が交互に唄うスタイルがとても興味深かったですね。

― ◇ ◇ ◇ ―


ちょうど、11月3日にNHK-BS2でコンサートライブが放送されたのを観たのですが、奏でられた楽曲はこんな感じ!

1.序曲
2.桐壺(光源氏の側から唄う)
3.夕顔(夕顔の側から唄う)
4.若紫(光源氏の側から唄う)
5.葵上(葵上の側から唄う)
6.おぼろ月夜(光源氏の側から唄う)
7.須磨(光源氏と紫上の側から唄う)
8.明石(明石の方の側から唄う)
9.幻(光源氏と紫上の側から唄う)
10.終曲

― ◇ ◇ ◇ ―


例えば、第2楽章「桐壺」の詞はこんな感じ!―

♪月より白い頬の色
 絹糸に似た長い髪
 朝の露より儚く生きて
 透明なまま天に召された

 愛されすぎると薄幸になる
 父の帝の寵愛が過ぎ
 後宮こうきゅうたちの妬みの渦が
 命の衣を剥ぎ取った

 桐壺 私は母の顔を知らない
 亡くなったとき 幼子だった
 桐壺 私は母の顔を知らない
 その空白の面影を
 私は一生追うのだろう

 光る君 光る君
 女御にょうご更衣こういが手で招く
 利発さを父は案じて
 源氏の名を与えてくれた

 藤壺の君が入内じゅだいしたとき
 母にそっくり 皆が騒いだ
 床机しょうぎを抜けて御簾みすの内まで
 膝に甘えに遊びにいった

 藤壺 私の母と生き写しのひと
 元服すると逢えなくなった
 藤壺 母とあなたが二重写しに
 御簾みすの外から動く影
 目で追いながら焦がれていた

―どうですか?一度、ザッと物語のあらすじに目を通してから楽曲を聴いてみても面白いよ!

― ◇ ◇ ◇ ―

「純愛物語―勧修寺家と“玉の輿”―」


カラオケで洋楽三昧!

閑話休題…今日は気心の知れたメンバーで3時間ちょいカラオケしてきました!気心の知れた、といっても今日のメンバーは洋楽好きな、年齢が近い人たちとの交流なのですよ。

このメンバーは無料HPを始めて、チョクチョク訪問した方のサイトで知り合ったメンバーの集まりだったのですが、僕は一応年齢が下から数えて何番目か方で話題も尽きない感じなんですよね。

さて今回僕が唄ったのは、

Just The Way You Are/ビリー・ジョエル


What A Fool Believes/ドゥービー・ブラザーズ

Sailing/クリストファー・クロス

の3曲です。

この曲は特に想い入れが強い曲で、なかでも「Sailing」は初めて洋楽に触れた最初の曲でもあるわけです。この曲が流行った年、つまり昭和55年(1980)はクリストファー・クロスが大活躍の年でグラミー賞の最優秀レコード賞、最優秀楽曲賞、最優秀新人賞を受賞しました。それで、その年の11月に催された第11回世界歌謡祭のもエントリーしてきたんですね。

それに、この世界歌謡祭のスポンサーの1つに森永製菓があったのですが、同じように森永がスポンサーをしていた番組でラジオの「コッキーポップ」を当時の僕はいつも聴いていた際に、番組の合い間に流れるその森永のCMでクリストファー・クロスの曲が使用されていて、ますます好きになった、という曰く付きの想い入れなんです。

後の2曲も強烈に印象があって、次の年のグラミー賞の前夜祭的な番組がFMラジオの番組で放送された際に、過去の最優秀レコード賞受賞曲が流れたのですが、その時に「Just The Way You Are」「What A Fool Believes」を初めて聴いて感じ入るモノがあったわけです。

あとはその曲を覚えまくるだけ!しかも僕はピアノやキーボ-ドが弾ける方なので、スコアから覚えまくったんですね。(完全に暗譜しちゃってますけど…)

ましてや、普通にこの3曲を聴いていても不思議に安らぎを与えてくれる大好きな曲なんですよ!