京都府木津川市の山城郷土資料館の企画展「中世文書の世界」を観覧して来ました。
先月の26日から、この地方の有力国人で、山城国一揆の主導的立場にあった国人領主(在地領主)の
京都、しかも宇治に住む僕にとって、中世の南山城を考えた時に、山城国一揆は最大の関心事なので、一度は行ってみたかった場所でもありました。
さらに現在調べている眞木島氏に関してどうやら槇島昭光以前は狛氏と同族だ、ってのが判明したので、更に何かヒントになるようなモノがないかな?(こーいう時は図録などをチェックするのですが…)と思っていたのもあります(ネタに詰まってて 笑)
狛氏関係で特に注目したのは、応仁・文明の乱で東陣方の大将だった細川勝元が狛秀に対して文明2年(1470)7月25日の田辺城での戦闘を褒めた感状や、時代が下がって狛秀綱が天正5年(1577)7月10日付で織田信長から311石の領有を認められた朱印状、そして国人領主には極めて貴重な、数珠を片手に帯刀した姿を描いた秀綱の肖像画も目を惹きましたよ。
この企画展は6月15日まで開催中です。
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