なせばなる!

格言「なせばなる/なさねばならぬ/何事も/ならぬは人の/なさぬなりけり」という文言があります。

江戸時代中頃の出羽米沢藩第9代藩主・上杉治憲(鷹山)が財政破綻した藩経済を立て直す際に、領内の家臣及び百姓に対して、立て直すための心構えについて説いた文言として有名ですね。

格言事典などを拾い集めてみると、「なせばなる」という文章には

(1)「成せば成る」「成せばなる」「なせば成る」「成せば為る」…
(2)「為せば為る」「為せばなる」「なせば為る」「為せば成る」…

などの文言が当てはまっています。実際にはどの文言がぴったりくるのでしょう?

一番、しっくりくるのは、

 為せば成る為さねば成らぬ何事も成らぬは人の為さぬなりけり

だと思われます。その語意は、

 その行為を実行すれば、必ずや物事は成就する(あるいは、達成する)

と解釈すればいいわけですね。

さて、この「なせばなる!」の格言ですが、上杉鷹山よりも以前によく似た内容を武田信玄が遺しています。

 為せば成る為さねば成らぬ成る業を成らぬと捨つる人の儚き

出だしが似ていますよね。鷹山信玄の文言をアレンジしたのかな!?

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