「白虎隊」

テレビ朝日系で来年、平成19年(2007)1月6日、7日の2夜連続で新春スペシャルドラマ「白虎隊」が放送されるようです。

幕末・維新期戊辰戦争において、薩摩・長州藩を中心とする官軍に徹底抗戦した奥羽越列藩同盟の最大の戦地、会津藩で戦った少年たちの悲劇を描く作品になるのだとか―

物語の主軸となるのは、白虎隊士(正確には白虎士中二番隊)の一員だった酒井峰治

酒井峰治は退却の時にはぐれてしまったために、他の隊士たちのように飯盛山で自決せず、知り合いの農民らに助けられ、飼っていた愛犬とも再会し、籠城戦に参加しました。

平成2年(1990)、その酒井峰治の子孫宅の仏壇から偶然発見され、同5年(1993)に公開された手記『戊辰戦争実歴談』は、飯盛山で自刃した白虎隊「士中二番隊」の足取りを記した新しい史料として一躍注目を浴びました。

酒井峰治は北海道に渡り酪農家として生涯を過ごしたそうです。生前においては家族の者にさえも当時の事を殆んど語ることもなく、手記の存在も誰も知らなかったようです。

その手記の中で峰治は、

余の傍らを過ぐるあり。よく顧みれば、愛犬クマなり。すなわち声をあげてその名を呼べば、とどまりて余の面を仰ぎみるや、疾駆して来たりて飛びつき、歓喜に堪えざるの状あり。余もまた帳然として涙なきにあたわず
と、愛犬クマと出会ったことで生きる決意をしたと回想しています。

現在、飯盛山の白虎隊記念館入口に「犬とたわむれる少年隊士」の銅像が建っています。これが酒井峰治と愛犬クマだそうです。

演じるのは、山下智久さん(NEWS)で、酒井峰治と、酒井の子孫・新太郎の2役。

ストーリー展開としては、白虎隊士・酒井峰治の血を引く酒井新太郎が、同じく白虎隊士篠田儀三郎の血を引く友人・篠田雄介と共に白虎隊記念館を訪れて、歴史を辿っていく…という感じの模様。

どの辺りから番組がスタートするのかわかりませんが、他の面々…松平容保はもちろん、主だった会津の人たちの配役が一番楽しみなところですね!

主な配役は以下の、

・酒井峰治(白虎隊士)・酒井新太郎(子孫)=山下智久さん(NEWS)
・篠田儀三郎(白虎隊士)・篠田雄介(子孫)=田中聖さん(KAT-TUN)

・日向内記(白虎隊隊長)=的場浩司さん

・有賀織之助(白虎隊士)=吉武周平さん
・安達藤三郎(白虎隊士)=鯨井康介さん
・飯沼貞吉(白虎隊士)=崎本大海さん
・池上新太郎(白虎隊士)=河野弘樹さん
・石田和助(白虎隊士)=橋爪遼さん
・石山虎之助(白虎隊士)=富平和馬さん
・伊藤悌次郎(白虎隊士)=大谷翔さん
・伊藤俊彦(白虎隊士)=加藤崇さん
・伊東又八(白虎隊士)=藤ヶ谷太輔さん(ジャニーズJr)
・井深茂太郎(白虎隊士)=多賀名将也さん
・庄田保鉄(白虎隊士)=栩原楽人さん
・鈴木源吉(白虎隊士)=江嵜大兄さん
・津川喜代美(白虎隊士)=権田裕一郎さん
・津田捨蔵(白虎隊士)=斉藤祥太さん
・永瀬雄次(白虎隊士)=辻本祐樹さん
・西川勝太郎(白虎隊士)=冨田翔さん
・野村駒四郎(白虎隊士)=青山雅史さん
・林八十治(白虎隊士)=小谷幸弘さん
・間瀬源七郎(白虎隊士)=花谷充規さん
・簗瀬武治(白虎隊士)=福田雄介さん
・簗瀬勝三郎(白虎隊士)=植山学さん

・酒井峰治の父、安右衛門・新太郎の父、虎男=高嶋政伸さん
・峰治の母、しげ・新太郎の母、まゆみ=薬師丸ひろ子さん
・峰治の祖母、もん・新太郎の祖母、敏子=野際陽子さん
・峰治の兄、滝江=黄川田将也さん
・新太郎の祖父、峰男=伊東四朗さん

・篠田儀三郎の母、しん子=若村麻由美さん

・西郷頼母近悳(会津藩家老)=小林稔侍さん
・頼母の妻、千恵子=浅野ゆう子さん
・頼母の長女、細布子=西原亜希さん

・山本良晴覚馬=松重豊さん
・覚馬の妹、八重子=中越典子さん

・浅井小夜子(娘子隊士)=黒木メイサさん→中野竹子がそのモデル
・小夜子の母、すみ江=伊藤かずえさん

・神保内蔵助利孝(会津藩家老)=ベンガルさん
・田中土佐玄清(会津藩家老)=山田明郷さん
・梶原平馬景武(会津藩家老)=宅間孝行さん
・萱野権兵衛長修(会津藩家老)=石倉三郎さん

・山川大蔵重栄(会津藩若年寄、のち家老)=松尾敏伸さん

・世良修蔵=(長州藩からの徴士、奥羽鎮撫総督府参謀)=渡辺いっけいさん
・板垣退助=(土佐藩からの徴士、東山道先鋒総督府参謀)=片岡鶴太郎さん

・松平容保(会津藩主、京都守護職)=東山紀之さん
・容保の義姉、照姫=和久井映見さん

などの皆さんが競演されます。

― ◇ ◇ ◇ ―

オダさんからの情報
ドラマとの関連性は全くないのですが、ドラマの主人公と同じ酒井新太郎という名前の会津人が実在したそうです。

明治10年(1877)に起きた西南戦争において、佐川官兵衛や藤田五郎(斎藤一)らが東京警視本署(警視庁)が編成した部隊「警視隊」(別働第三旅団豊後口警視隊)に徴募隊士として出征し、豊後(大分県)に派遣されたのですが、その中に酒井新太郎という人物がいたそうです。

彼は大分県境の山岳戦で戦死してしまい、大分護国神社の西南の役警察官墓地に眠っているそうです。

また福島県・いわき平古鍛冶町の良善寺にも墓が、東京・泉岳寺には「戦死之碑」という顕彰碑があるのだとか―

※(参照)泉岳寺 殉難戦死之碑(サイト「大佗坊の在目在口」より)→


  


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posted by 御堂 at 06:24 | Comment(2) | TrackBack(1) | 歴史:ドラマ
この記事へのコメント
オダさん、当ブログへの来訪&コメント、有難うございます!

とてもビックリ!な情報感謝します…という事で「酒井新太郎」で検索をかけたら、東京・泉岳寺にある「殉難戦死之碑」を見つける事が出来ました。

すごい偶然ですよね!

>ドラマでは酒井峰治の子孫が新太郎ですが、別人でしょうね?

恐らくは別人なのかな?もし同一人物だったら、会津系の作品を書いておられる作家の方々が見過ごす訳がないでしょうから…

泉岳寺の碑は酒井新太郎の弟・勇次郎が再建したようですね。

PS.
「八重の桜」はもうじき京都編に突入しますが、たぶん、佐川官兵衛や藤田五郎(斎藤一)の雄姿はもう一度、西南戦争で拝めると思います。

その際にでも、この墓の存在が「八重の桜紀行」で紹介されたらいいのにね!
Posted by 御堂 at 2013年08月03日 03:28
酒井新太郎が実在します、しかも、会津関係者です。
八重の桜で中村獅童の演じる佐川官兵衛の印象強く、調べたら、その彼の墓が大分護国神社の西南の役警察官墓地にあります。南阿蘇から改葬したものです。会津・斗南藩関係者15人の墓があり、その一人が酒井新太郎です。豊後に派遣された東京警視隊のうちの徴募隊士で、大分県境の山岳戦で戦死です。磐城の良善寺に墓、東京泉岳寺に顕彰碑があります。他に、白虎隊士の田原重文(左近)と篠澤虎之助の墓もあります。
ところで、ドラマでは酒井峰治の子孫が新太郎ですが、別人でしょうね?、検索で偶然ここに行き着きました。
Posted by オダ at 2013年08月03日 01:41
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SPドラマ「白虎隊」山下智久主演
Excerpt: 突然の話題ですみません。 戊辰戦争での会津藩若松城をめぐる少年隊士の話ですが、 ...
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Tracked: 2006-09-29 13:11