「大集合!NHK人形時代劇」第2夜―真田十勇士、紅孔雀

時代劇専門チャンネルで放送された「大集合!NHK人形劇」第2夜は「真田十勇士」「紅孔雀」でした。

「真田十勇士」

まずは「真田十勇士」で、昭和50年(1975)4月〜52年(1977)3月にかけて放送された全445話のうちの、放送可能な第1話、第435話、第443話が放映されました。

あらすじは、

時は戦国動乱の時代。太閤・豊臣秀吉没後、稀代の名将・真田幸村の元へ、猿飛佐助(声:松山省二さん、関根信昭さん)をはじめ、霧隠才蔵(声:名古屋章さん)、由利鎌之助(声:三谷昇さん、木下秀雄さん)、筧十蔵(声:名古屋章さん)、三好清海(声:河内桃子さん)、為三(声:八木光生さん)、穴山小助(声:斎藤隆さん)、高野小天狗(声:岸田森さん)、呉羽自然坊(声:岸田森さん)、真田大助(声:里見京子さん)が集まった。同じ運命の星の元に集まった彼ら真田十勇士を待ち受けるのは、徳川家康率いる伊賀、甲賀の忍者群との戦いであった。
というもの。声の吹き替えの面々を見ても、かなりの貴重モノ。松山省二さんはもちろんのこと、三谷昇さんも、里見京子さんにしてもお馴染みメンバーでいらっしゃいますが、なんと言っても、故名古屋章さん、同じく故岸田森さんの配役はゼッタイ貴重!

ましてや、晴海が河内桃子さんですよ!(これって、NHK−BS2で放送してる「週刊お宝TV」でNHK人形劇を採り上げて、その際に河内桃子さんのゲスト出演とか、メーッセージを頂くとかあったら面白いのに…)

加えて、ナレーションには熊倉一雄さん(←僕にはヒッチコックでの声が強烈な印象ですが!)ですし…

この作品では柴田錬三郎氏の原作を元に、脚本には溝口健二氏の「赤線地帯」などで知られる成沢昌茂氏を起用して、本格時代劇に仕立て上げたのが凄いよね。

豊臣秀頼を薩摩落ち→琉球への逃亡、とせずに蝦夷地に!ってトコがみそかも!一平凡な人間として暮らしていく…という設定もありだし、(ガンダムのミネバみたいに!)、将又、この後に起こるであろう、シャクシャインの蜂起のようにアイヌ民話として英雄視されていく…というエピローグもありかもしんない!

今回の放映では、第435話(晴海夢影を助けに茶臼山の家康の陣に乗り込む場面など)はDVDにも未収録なお宝エピソードだったようです。



その第435話放映での番組のEDで流れたのが村田英雄さんが唄った「真田十勇士の歌」

♪風よ吹け 雲よ飛べ
 雨も降れ 花も散れ
 打てば響くぞ お主と拙者
 星が結んだ 同志の誓い
 山川草木さんせんそうもく 敵味方
 栄枯盛衰 夢の間も
 空は輝く 南無八幡
 ああ 我らは真田十勇士
 我らは真田十勇士
って感じの曲でした。なんと、この曲って柴田錬三郎氏本人による作詞だったんですね

今回、NHK人形劇を久しぶりに観て一番のピンポイントを喰らっちゃいました(笑)

この歌が入ったCDを探さなきゃ!(フルバージョンあるかな?)

もし、未発表ならば、時代劇専門チャンネルさま、ペリー荻野さま、「ちょんまげ天国」の新バージョンで収録してもらえないかなぁー!

ps.余談ですが、清海の大凧と白影さんの大凧はどちらが性能がいいでしょうね(笑)

― ◇ ◇ ◇ ―

「紅孔雀」

続いては「紅孔雀」でした。この作品は昭和53年(1978)4月〜54年(1979)3月にかけて放送された全223話のうちの、第1話と、第223話(=最終話)が放映されました。


ちなみに、私の親の年代=70代後半から80代の皆さんはラヂオドラマであった「紅孔雀」が懐かしい事でしょうね。


さて、私が観ていた人形劇「紅孔雀」のあらすじは、

代官・那智嘉門の息子・小四郎(声:三波豊和さん)は、正義の白鳥党の首領で、アステカの秘宝を探すために必要な「紅孔雀の鍵」を追い求める。小四郎には、久美(声:水沢アキさん)という恋人がいたが、彼女はどくろかずらの実の汁を飲んだため、邪悪な心が芽生え「白鳥党」の仇敵・「されこうべ党」の首領となって、小四郎の命を狙うようになる。はたして小四郎久美を元に戻すこと出来るのか? そして秘宝の行方は…
というもの。『紅孔雀』は『笛吹童子』同様に『新諸国物語』シリーズの中の作品ですが、原作でのメラアピという架空の国の設定を、人形劇ではアステカ王国に変えていましたね。

そして、紅孔雀の正体をアステカ王女・ガタルーペの化身とした点などもオリジナリティーがありました。(こうしたオリジナリティーが次の「プリンプリン物語」で華開くのでしょうけど…)

子ども心に、久美が「されこうべ党」の首領へと豹変するシーンは怖かったのですが、あれは文楽人形のからくりを上手く使って表現していたようですね。(後年、文楽人形を操作する機会があって、その際、浪人に斬られて首が吹っ飛びシーンを実演したのですが、「これが豹変するシーンのからくりかぁー」と納得したもんです)

因みに、「アステカ」で調べて見たら、

アステカ王女・ガタルーペの父、国王モンテスマというのはモクテスマ2世がモデルみたいですね。

また、ガタルーペの恋人だった青年コテモク(声:神谷明さん)はアステカ王国最後の国王クワウテモクがモデルのようです。

ナレーションには、この当時、もうこの人を置いて他にはいなかったでしょう、「サザエさん」の初代マスオさんの声の吹き替えでも有名な近石真介さんでした。安心して観てましてもんね(笑)

歌のタイトルは、「紅孔雀のうた」と言って、唄ってはるのは、紙ふうせんのお二人がデュエットしてはります!

♪飛べ飛べはばたけ紅孔雀
 まっかなつばさうちふって
 明日に向かって飛んでゆけ

 かなしくってもなかないで
 つらくてもくじけずに
 希望にかがやく遙かな空を
 しっかり目を開け見つめよう

 飛べ飛べはばたけ紅孔雀
 ふりむきもせずまっしぐら
 幸せはこぶ赤い鳥
ってな感じでしたよね。今更ながら…殆んど完璧に唄える自分がいます!

それにしても、この頃の夕方6時台って殆んどの子どもがNHKやNHK教育を観ていたのではないのでしょうか?

月〜金曜日、まず「600こちら情報部」(今でいえば「週刊こどもニュース」みたいな感じかな!)ってのがあって、そのまま流れで「紅孔雀」や次の「プリンプリン物語」を観てましたもんね。

土曜日も同じようなもんで、もう少し後年ですが、6時から「三国志」があって、チョット重なる時間帯でNHK教育で「大草原の小さな家」でしたもんね(笑)

今想えば、かなり充実してましたねー(爆)


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posted by 御堂 at 23:12 | Comment(0) | TrackBack(0) | 歴史:ドラマ
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