「女人平家」

「女人平家」の1シーンから

スカパーのホームドラマチャンネル「女人平家」が始まりました。

原作は吉屋信子さんで、昭和46年(1971)の作品で、全20話が進行します。(朝日放送の制作だからなのでしょうか、同時期に制作された「天皇の世紀」に雰囲気が似てます!)

「女人平家」というタイトルにもあるように、平家の、というよりは清盛の家族、妻、娘たちから見た、平家一門の栄枯盛衰を描いた作品です。(今回は、予習もかねて原作本を読破しておきました 笑)

主な配役として、
  • 平時子=有馬稲子さん
  •  佑子=吉永小百合さん
  •  典子=新藤恵美さん

  •  清盛=佐藤慶さん

  • 大江広元(佑子が恋慕っている)=浜畑賢吉さん

  • 汐戸(佑子の侍女)=田中絹代さん
  • 世尊寺伊行(姫たちの教育係)=下元勉さん
が演じられてます。

ストーリーは、主に平家の公達が中心な六波羅ではなく、西八条の別邸(現在の西大路通八条あたり…若一神社には清盛の銅像があります!)で進められて行きます。(その辺りで、「女人…」の意味がわかりますよね)

なかでも、注目すべき女性は時子、佑子、典子の3人―

時子(有馬稲子さん)は、清盛の妻となり、母となり、幼き帝の祖母となるなど、平家一門の栄枯盛衰をすべて見届けて最期は壇ノ浦の底に身を沈めます。

佑子(吉永小百合さん)は、清盛の妾腹の娘で、最初は外で育てられていたのを引き取られます。元から平家の家風に育(はぐく)まれていなかったので、聡明でしっかりとした考えの女性でした。

典子(新藤恵美さん)は、末娘らしく甘やかされて育ちますが、自分の意見をしっかりとストレートに表現する性格で、次第に典子は佑子に対し慕い憧れるようになります。

佑子は漢詩の師である大江広元(浜畑賢吉さん)に淡い恋心を抱くのですが、叶わず別な男性の許に嫁きます。

典子は、親子ほど年の離れた男性に喜んで嫁ぎます。そうして、心優しい継息子と、継娘に囲まれて、平家滅亡後も、静かな日々を過ごす事になります。

物語のラストの方で、吉屋さんは典子の言葉としてこう締めくくります―

「平家は女系によって今も滅びませぬ!」と…

各話タイトルは以下の通り―
  1. 対屋の姫たち
  2. 新珠
  3. 憧れの洛中
  4. 学びの友
  5. 流言蜚語
  6. かぐのこのみ
  7. 青春の幻
  8. 春雷
  9. 蝕まれた花
  10. あね、いもうと
  11. 徳子入内
  12. 春の象徴
  13. 彗星
  14. 風たちぬ
  15. 動哭
  16. さらばふるさと
  17. 明暗
  18. 京と鎌倉
  19. 壇の浦暮色
  20. 再会(終)


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