「もう1つのサッカーW杯―ブラインドサッカー」

昨日、「クイズ$ミリオネア」を見ていたら釜本邦茂さんが回答者として出演されていた。それで1000万とったら何に使いたいか―に対して「視覚障害者のサッカーW杯の資金にしたい!」との発言でした。

「視覚障害者のサッカーW杯?」

すみません、初耳でした。へぇーそんな大会があったんだって位知りませんでした。

…それで、検索をかけて、色々と調べてみたら、大変な事態なようです。

視覚障害者のサッカー「ブラインドサッカー」でも正確には、Blind Futsal=ブラインドフットサルというらしい…→こういう所が、同じ日本人として恥ずかしいよね!国際的には「フットサル」って言ってるんだから「フットサル」で言いじゃん。日本人って何様!?)という競技で、1980年代にスペインで始まり、現在では、南米・ヨーロッパ各国、韓国、中国、ベトナム、マレーシア、シンガポール、タイなど世界約40か国で楽しまれているスポーツです。

視覚障害4人と健常2人でチームを編成。視覚障害者がフィールドプレーヤーとなり、健常者はゴールキーパーとコーラーを担当します。

コーラーというのは敵ゴールのネット裏に陣取り、シュートを狙う味方選手に対し、敵ゴールまでの距離や方角をアドバイスしたり、コーチングする、羅針盤役を担う選手です。

日本が出場するのは、B1と呼ばれるクラスで、B1の場合、鈴が入ったボ−ルを使用します。(B2、B3というクラスもありますが、鈴を入れたボールは使用しません)

また、視覚条件を平等化するためにキーパー、コーラー以外の四人はアイマスクを着用し、かつ安全のためヘッドギアもつけるのだそうです。(アイマスクをする点はゴールボールに似てますね!)

日本代表チームは、昨年8月、ベトナムのホーチミン市で開かれた「第1回アジア視覚障害者サッカー選手権」で優勝し、今年11月にアルゼンチンで開催される世界選手権出場を決めました。

世界選手権に優勝すれば、平成20年(2008)に北京で開催されるパラリンピックにアジア・アフリカ代表として出場できる可能性があるのだそうです。

しかし、資金難のために世界選手権出場辞退のピンチに直面しているのだとか―

選手を派遣する日本視覚障害者サッカー協会は、厚生労働省の補助金中心の運営で、渡航費用など約500万円を捻出する余裕がなく、協賛金やスポンサー集めが難航しているのだそうです。

そんな窮状を打破しようと、前述した釜本邦茂さんの実姉で、日本視覚障害者サッカー協会の理事長を務める釜本美佐子さん(全国視覚障害者外出支援連絡会会長)らが、「ワールド・ペガサス・プロジェクト」と銘打ち、資金集めに奔走していらっしゃいます。




ブラインドサッカー 世界選手権 アルゼンチン大会(IBSA Blind Futsal World Championships)が11月22日〜12月1日に開催されました。

出場国は、(アジア枠)日本、韓国、(ヨーロッパ枠)スペイン、イングランド、フランス、(南米枠)ブラジル、パラグアイ、(開催国)アルゼンチン、の8か国。

日本代表派遣選手の皆さん

日本代表選手は以下の10人です。
 ・浅間光一選手(FC.AVANZAREFC)
 ・落合啓士選手(大阪ダイバンズ)
 ・風祭大地選手(京都プリティウェル)
 ・佐々木康裕選手(ハットトリック)
 ・田中智成選手(たまハッサーズ)
 ・田村友一選手(FC.AVANZAREFC)
 ・鳥居健人選手(B.C.ぴんきぃず)
 ・福本大輔選手(大阪ダイバンズ)
 ・三原健朗選手(ラッキーストライカーズ福岡)
 ・山口修一選手(大阪ダイバンズ)

◇予選リーグ組み合わせ

【Aリーグ】ブラジル/フランス/日本/パラグアイ
【Bリーグ】アルゼンチン/スペイン/韓国/イングランド

◇予選結果【Aリーグ】
ブラジル 4−1 フランス/パラグアイ 3−0 日本
ブラジル 7−0 日本/パラグアイ 6−1 フランス
ブラジル 2−0 パラグアイ/日本 1−1 フランス

(1)ブラジル  勝ち点9
(2)パラグアイ 勝ち点6
(3)フランス  勝ち点1(得失点差 −8)
(4)日  本  勝ち点1(得失点差−10)

◇予選結果【Bリーグ】
アルゼンチン 1−1 スペイン/韓国 0−0 イングランド
アルゼンチン 5−0 韓国/スペイン 0−0 イングランド
アルゼンチン 2−0 イングランド/スペイン 6−0 韓国

(1)アルゼンチン 勝ち点7
(2)スペイン   勝ち点5
(3)イングランド 勝ち点2
(4)韓  国   勝ち点1

この結果、

◇5〜8位順位決定戦 フランス 1−0 韓国/イングランド 1−0 日本

◇準決勝 ブラジル 3−0 スペイン/アルゼンチン 3−1 パラグアイ

◇7〜8位決定戦 日本 2−2(PK4−3)韓国

◇5〜6位決定戦 フランス 2−0 イングランド

◇3〜4位決定戦 パラグアイ 2−1 スペイン

◇優勝決定戦   アルゼンチン 1−0 ブラジル

― ◇ ◇ ◇ ―

日本代表の全戦績は、予選リーグでは、

 0−3 パラグアイ
 0−7 ブラジル
 1−1 フランス(得点1=田村選手)

で、2敗1引分(勝点1)となり、リーグ4位でした。この結果、日本は5〜8位決定戦にまわり、

 0−1 イングランド
 2−2(PK4−3)韓国(得点2=山口選手、落合選手)

となって、日本の最終順位は7位という成績で全日程を終了しました。

最終順位は、

 1位 アルゼンチン
 2位 ブラジル
 3位 パラグアイ
 4位 スペイン
 5位 フランス
 6位 イングランド
 7位 日  本
 8位 韓  国

何れにせよ、世界という舞台で戦った日本代表の皆さんにとって、“世界との差”は体感できたと思います。

これをステップに、それまでの自分にとってのマイナス面をプラスに変えて、さらに頑張ってください!


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posted by 御堂 at 18:40 | Comment(0) | TrackBack(2) | スポーツ
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