「全盲の天才少年ピアニスト ショパンコンクールに挑戦!」

BS朝日で放送された「全盲の天才少年ピアニスト ショパンコンクールに挑戦!」というドキュメンタリー番組を観ました。

全盲のピアニストの少年の名は辻井伸行さん。現在、東京音楽大学附属高校に通う17歳の少年です。

辻井さんは生まれつき目が開いてなかったそうです。お母さんもインタビューでその運命を呪ったり、悲しみにくれたそうですが、生後6か月経ったある日、部屋に音楽が流れていて、ふと見ると、辻井さんがそのメロディにあわせて体を動かしていたんだそうです。

それで、お母さんがこの音楽は何の曲だろうと確認してみると、それがフレデリック・ショパンの曲だったそうです。

そこから辻井さんのピアニストとしての道がスタートしたんですね。以降、リサイタルもいくつか公演し、カーネギーホールでのリサイタルも経験。

彼には楽譜というものが存在しません。しかし、一度鍵盤の上に指を置いた途端、感情豊かな音が流れ出します。目が見えない状態で 奏でられる豊かなメロディに思わず感動です。

そんな辻井さんがなんとフレデリック・ショパン 国際ピアノコンクール(ショパンコンクール)の第15回にエントリーしたのです。

フレデリック・ショパン 国際ピアノコンクール(ショパンコンクール)というのは、昭和2年(1927)から始まったピアノ部門オンリーのコンクールで、今年は10月2日から21日までの期間中、ポーランドのワルシャワで行われた世界で最も難関と言われたコンクールです。5年ごとに開催され、今年で第15回目を迎えます。

僕自身、このショパンコンクールスタニスラフ・ブーニン小山実稚恵さんなどがエントリーしていた第11回大会(昭和60年=1985)をNHKが特集して放送した際に、入賞者のガラコンサートライブの演奏をFMで流していたのを録音したり…

そーなると僕は完璧を求めるので、フルに全曲聞いちゃうんですよね。それに僕もポロネーズが好きなので、自然にフレーズが耳に入って、結果メロディ事態憶えちゃってるし、その憶えたフレーズを元に鍵盤で叩いて1曲完成させちゃったり…(笑)

さて、楽曲はもちろんショパンの曲のみの演奏で予選では独奏曲、本選ではオーケストラとの競演で行われます。

予備予選への演奏参加者が257名、そこから第1次予選通過者が80名、さらに第2次予選通過者が30名(今年は32名が通過だったよう―)、本選へは12名が通過し、入賞者6名が決まる、といったコンクールの流れです。

さて辻井さんは予備予選→第1次予選→第2次予選と通過しましたが、残念ながら本選へはいけませんでした。しかし、その2次予選では、ショパンコンクールでは異例の4回のカーテンコールという観客からの評価=“ブラボー!”という喝采を浴びました。

本選行きは逃しましたが、辻井さんは「ポーランド批評家賞」を受賞!良かったですね。

その後もワルシャワ滞在中に幾つかリサイタルなどのオファーがあったとの事ですが、辻井さんは殆んどを断り、たった1つだけ行いました。それはワルシャワにある盲学校の生徒たちの前での演奏です。「うんうん、そうそう」と1人納得していた僕でした。


  


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posted by 御堂 at 23:19 | Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽
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