「ホジュン(許浚)」

ホジュン晩年の肖像画 「ホジュン」最終回から

今日からCSの衛星劇場で始まった「ホジュン(許浚)」を観ました。
なんでも、韓国では1999年11月から2000年6月にかけて全64話で放送され、1992年に出版された恩成ウンソン氏の原作『小説 東医宝鑑』は300万部を超える大ベストセラーで、最高視聴率63・5%も記録するなど、「大長今」よりも人気のあったドラマだとか―

主人公のホジュン(許浚)は、両班ヤンバンの家柄に生まれるも、その母が妾であったが故に賎民の身分である白丁ペクチョンとしてしいたげられ、夢も持たず投げやりな生活を送っています。

ところが、師匠となる医師と巡りあった事で医術の道を目指し、多くの病人を救うために奮闘し、遂には首医に昇り詰め、正一品輔国崇禄大夫の爵号を賜る、といった人間愛に満ち溢れた波乱万丈な人生を描いたドラマになるみたい―

また、彼を後世にまで名を成さしめたのが、漢方の本家、中国の漢方書『本草綱目』を凌ぐと評価された朝鮮医学の集大成『東医宝鑑』(全25巻)の著述なのだそうです。

この「ホジュン(許浚)」は2003年には台湾、2005年には香港で放映されており、中国では今年から正式放映される予定だとか―

とくに香港では、当初は日本のドラマ「大奥」を予定していたのですが、この「ホジュン(許浚)」に変更したのだそうです。

日本の視聴者も「宮廷女官チャングムの誓い」(原題「大長今」)と重なる分、男性版「チャングム」と見ちゃう傾向があるかもしれませんが、舞台設定がチャングムが活躍した時代より50年後の話で、ちょうど中宗の孫のあたる宣祖から曾孫にあたる光海君の時代であり、まともに豊臣秀吉の文禄・慶長の役(壬辰倭乱)とかぶるので観ておいて損はしないものと思います。

― ◇ ◇ ◇ ―

ところで…

ホジュンが“はり治療”をする際、字幕では“はり”=「針」としているものが割と多いように思われます。

京都に住む私としては、京都には鍼灸師を目指す大学もあったりするので、“はり”といえば「鍼」の字しか当てはまれないんですよね。

他に、「宮廷女官 チャングムの誓い」でも「太陽人イ・ジェマ」(原題「太陽人 李済馬」)でも同じ様に“はり”=「針」と翻訳がなされていました。

チョット…違和感あり!な感じです。

― ◇ ◇ ◇ ―

僕の70歳になる母は、今まさに韓流ドラマにハマってる真っ只中!なのですが、「宮廷女官チャングムの誓い」(「大長今」)も「チェオクの剣」(原題「茶母」)も夢中な様子。母も現代劇モノよりかは時代劇モノが好きなようなので(笑)…

この記事へのコメント

  • 御堂

    チョコさん、こんばんは。コメント有難う御座います。

    >ホ・ジュンの時代の頃、日本の医学でホ・ジュンと匹敵する医学を目指していた人は誰なのでしょうか?

    そうですね、1人挙げるとすれば、曲直瀬道三(まなせどうさん)という人物でしょうか。

    彼は戦国時代の医師で、臨床医学でもって日本医学中興の祖として“医聖”と称された人物です。

    彼は京都に生まれますが、生まれてすぐに両親を失い、伯母と姉に養われて幼少期を過ごします。

    その後、彼は京都・相国寺に入って喝食(かつじき)となり、詩文や書を学びます。

    やがて、関東へ下り、足利学校で学んだ時に当時、名医として知られた田代三喜(たしろさんき)の講義を聴き、医学に興味を抱いたそうです。

    田代三喜に入門した彼は「李朱医学」という中国の金王朝や元王朝の時代に確立された最新の漢方医学を修得します。

    その後、京都へ上ると、僧侶の身分から還俗して医業に専念。

    その名声は広く聞こえ、将軍足利義輝や正親町(おうぎまち)天皇の診療を施します。

    また、古来から伝わっていた国内外の医学書を丹念に調べて、独自の理論を交えた医学書『啓廸集(けいてきしゅう)』を書き記します。

    さらに、京都に啓迪院(けいてきいん)と称する医学校を創建し、数百人の門人に医術を教えるなど、後進の養成にも力を注いだと云います。
    2009年12月18日 22:51
  • チョコ

    実際の人物とは分かりませんでした。
    全部見て実際の人物と知り、
    本人の人物像を知りたくなりました。

    本編を見ている中で、ホ・ジュンの医療に対する
    研究は凄いものだと思うとともに、
    イ・エジンに対する恋心はどうだったのか
    一番知りたいところです。

    ホ・ジュンの時代の頃、日本の医学でホ・ジュンと匹敵する医学を目指していた人は誰なのでしょうか?

    今回は、昔の医学に対して研究する物質的なものが乏しい中で、ホ・ジュンはあそこまで医術に
    対して研究したということは、素晴らしいことだと思います。

    これからも世界中で色々な病原体の研究をし、
    発見しながらも研究していってほしいと思います

    ありがとうございました。
    2009年12月13日 19:20
  • 来夢来人

    情報ありがとうございます。早速、覗きに行ってみますね(笑)
    2006年02月02日 01:24
  • ついにホジュン日本上陸

    韓国でホジュンが放送された時の大騒ぎを覚えている者としては、ようやく来たかって感じです。ホジュンの公式HPがオープンしたみたいで、なんとホジュンクイズもやってます。なかなか面白いですよ。
    http://www.koretame.com/hojun/
    2006年02月01日 23:57

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