テレビ朝日開局20周年記念作品「蒼き狼」

pale_wolf_001.jpg pale_wolf_002.jpg

昭和55年(1980)、テレビ朝日開局20周年記念作品として制作され、10月6日と7日の二夜連続で放送された「蒼き狼」(※1)が時代劇専門チャンネルにて再び観られます。

原作が井上靖氏の同名小説『蒼き狼』。脚色、企画から完成まで1年半を費やすなど、じっくりと練られた演出で全4部構成、総時間290分にわたる長編ドラマとなっています。

中国の協力を得て、内モンゴル自治区にて大規模なロケーションを敢行、広大な砂漠の風景がドラマに奥行き感を与えているのは確か!

※1「蒼き狼」の番組タイトルについて
のちに「蒼き狼 成吉思汗の生涯」というタイトルでDVDが発売されていますが、当時リアルタイムで視聴していた私としては「蒼き狼」というタイトルの他に何の語句も付されていなかったのをちゃんと憶えているので、「蒼き狼」と掲載します。


  1. 第一部
    12世紀末の蒙古高原。ボルジギン氏族のエスガイ(平幹二郎さん)は、略奪したメルキト族のホエルン(大楠道代さん)を妻にし、誕生した男子をテムジンと名付ける。彼が後の成吉思汗である。9歳になったテムジンは、父と共に母の故郷へ出かけるが、旅の途中でオンギラト氏族の首領に気に入られ、その娘ボルテ(倍賞美津子さん)と婚約、それから5年間、オンギラト氏族と暮らすことになる。14歳になったテムジンのもとに、父エスガイがタタール族に毒殺されたという報せが届く。家族のもとへ戻ったテムジンだったが、モンゴルを統率するようになったタイチウト族に隷属することを拒んだエスガイ一家は孤立し、生活は困窮する。やがて成長したテムジン(加藤剛さん)は、オンギラト氏族を訪ね、待ち続けていたボルテと結婚する。父の僚友だったケレイト族のトオリル・カン(中谷一郎さん)と同盟を結ぶなどして徐々に力を付けていったテムジンだったが、メルキト族に襲われ、ボルテをさらわれてしまう。テムジンはトオリル・カンや親友のジャムカ(若林豪さん)の軍の力を借りて、ボルテを奪い返すが、ボルテは身籠っていた…

  2. 第二部
    ボルテ(倍賞美津子さん)を妻に迎えたテムジン(加藤剛さん)は仲間を増やし、勢力を拡大していた。そんな中、メルキト族によって襲撃を受け、ボルテをさらわれてしまう。親友ジャムカ(若林豪さん)達の協力を得て奪還に成功するが、ボルテは身ごもっていた。自らの運命を直視したテムジンは、悲劇の原因である闘争を終わらせるため部族を統一し、敵対する大国“金”を倒す決心をするのだった…

  3. 第三部
    テムジン(加藤剛)は次々と対立部族を征服し、蒙古高原を三分する大首長となった。テムジンは、対立する最大部族メルキトの娘を側室とし、かつての友であり、よきライバルとなっていたジャムカ(若林豪さん)を倒し、ついに蒙古高原の覇者ジンギスカンとなった…

  4. 第四部
    モンゴルを制覇したジンギスカン(加藤剛さん)は部族の更なる繁栄を手に入れるため、紛争を影で操る大国“金”を攻めることを決意する。こうして、万里の頂上を越え、世界制覇の一歩を踏み出したジンギスカンは、真のモンゴル族“蒼き狼”になったのだった…

主な配役は、以下の皆さん!
  • 鉄木真(テムジン)、後の成吉思汗(ジンギスカン)=加藤剛さん

  • テムジンの父、エスガイ=平幹二朗さん
  • テムジンの母、ホエルン=大楠道代さん
  • テムジンの妻、ボルテ=倍賞美津子さん
  • テムジンの愛妃、忽蘭(クラン)=神崎愛さん
  • テムジンの弟、カサル=河原崎次郎さん
  • テムジンの息子、ジュチ=荒木しげるさん

  • テムジンの部下“四駿”の1人、ボオルチュ=田中邦衛さん
  • ケレイト部族長にして蒙古高原の実力者、トオリル・カン=中谷一郎さん
  • ジャジラト氏族長、テムジンの盟友にしてライバル、ジャムカ=若林豪さん

  • タイチュート族に捕らえられたテムジンを救う、ソルカン・シラ=大友柳太朗さん

  • ゴルチ=泉谷しげるさん
  • テップテングリ=財津一郎さん
そして、ナレーションを仲代達矢さんが務めておられます。

放送日時は時代劇専門チャンネルで、以下のとおり―

 第一部 2月26日(土)午後09:00~
     3月 6日(日)午後01:00~
     3月15日(火)午前03:00~

 第二部 2月26日(土)午後10:15~
     3月 6日(日)午後02:30~
     3月16日(水)午前03:00~

 第三部 3月 5日(土)午後09:00~
     3月13日(日)午後01:00~
     3月17日(木)午前03:00~

 第四部 3月 5日(土)午後10:15~
     3月13日(日)午後02:30~
     3月18日(金)午前03:00~

この記事へのコメント


この記事へのトラックバック