パッパ、永遠の別れ!―細川俊之氏死去

俳優の細川俊之氏が亡くなられました。享年70歳。

細川俊之氏と言えば、

  • NHK大河ドラマ「風と雲と虹と」(昭和51年=1976)紀淑人役

  • NHK大河ドラマ「獅子の時代」(昭和55年=1980)江藤新平役


  • アニメ映画「あしたのジョー」(昭和55年=1980)力石徹役


  • TBS大型時代劇「関ヶ原」(昭和56年=1981)直江兼続役

  • NHK水曜時代劇「真田太平記」(昭和60年=1985)大野治長役


  • NHK銀河テレビ小説「パッパからの贈りもの」(昭和60年=1985)

  • NHK朝の連続テレビ小説「はねこんま」(昭和61年=1986)のナレーション


  • NHK大河ドラマ「八代将軍吉宗」(平成7年=1995)徳川家宣役

  • NHK大河ドラマ「毛利元就」(平成9年=1997)大内義興役

  • NHK大河ドラマ「葵 徳川三代」(平成12年=2000)大谷吉継役

  • NHK正月時代劇「大友宗麟〜心の王国を求めて」(平成16年=2004)大友義鑑役
など数々の作品に出演されておられますが、個人的に印象深い作品としては、「獅子の時代」での江藤新平と、「毛利元就」での大内義興でしょうか。

江藤新平といえば、他に「翔ぶが如く」(平成2年=1990)での隆大介さんの演技も光るものがありましたが、江藤新平を初めて知った際の強烈なインパクトを細川氏の演技が教えてくれた訳です。

また、「毛利元就」での大内義興もイメージが強烈だったので、次に大内義興を演じられる俳優さんが現れるまでの指標となりますね。

― ◇ ◇ ◇ ―

余談になりますが、調べてみたら、細川俊之氏は福岡県小倉市(現・北九州市)生まれで、山口県下関市育ちだったそうです。

しかも、豊浦高等学校の出身だったとか―豊浦高等学校っていえば、元は長府藩の藩校・敬業館ですもんね。

いわゆる小倉は豊前国、下関(馬関)は長門国ですが、山口県の地図を観た時、県中央部が山地帯で沿岸・山あいに小規模ながら平野部と盆地帯に分散しているのが判りますね。

この地域では江戸の昔から交流が盛んだったようです。

幕末の頃、長州藩江戸幕府による戦争、すなわち四境戦争(=長州征伐とか、幕長戦争)での小倉口の戦い小倉藩側では豊長戦争という)で小倉藩側の指揮を執った家老・島村志津摩しづまの母は馬関の出身だったとか。

さらに言えば、昭和30年〜40年代の頃、プロ野球球団のファンの支持層が、下関までは広島東洋カープが多かったのに対し、下関(下関の街自体は大洋漁業の本拠だったので、大洋ホエールズ→横浜ベイスターズのファンが多かったんんですけどね!)を過ぎると西鉄ライオンズのファン層に変化していたという伝承も上記のエピソードを裏付ける根拠ですよね。

― ◇ ◇ ◇ ―

私にとって、細川俊之氏を語る際に、一番印象深い作品がNHK銀河テレビ小説パッパからの贈りもの」です。この作品は昨年10月に永眠された長岡輝子さん(享年102歳)が執筆された自叙伝的な同タイトルパッパからの贈りもの』を原作にドラマ化されたもので、斉藤由貴さんが主演でした。そのドラマの中の配役で細川俊之氏はヒロインの父親役だったのですが、その時の呼び名が「パッパ」だったんですね。すごく心温まる、包容力のある素敵な父親を演じていられたのが印象的でした。

これまで数々の作品で私たちを和ませてくれた細川俊之氏のご冥福をお祈り申し上げます。


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posted by 御堂 at 00:57 | Comment(0) | TrackBack(0) | 歴史:ドラマ
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