NHK朝の連続テレビ小説「カーネーション」

NHK朝の連続テレビ小説「カーネーション」

平成23年度下半期(10月~3月)のNHK朝の連続テレビ小説の番組タイトルは「カーネーション」と決まりました。

今作品で連続テレビ小説第85作目となりますが、ヒロインは「大阪のお母ちゃん」―

大正時代に生まれ、日本のファッションデザイナーの草分けとして活躍、その傍ら女手ひとつで3人の娘を世界的ファッションデザイナーに育て上げたヒロインの波乱万丈のストーリー。

舞台となるのは、“だんじり祭”で有名な泉州・岸和田。

大正昭和平成とその“だんじり魂”で駆け抜けた大阪のお母ちゃんのパワフルで笑いに満ちた一代記を描いた作品だそうです。

ヒロインとなる“大阪のパワフルお母ちゃん”のモデルは言わずと知れた小篠綾子さんですね。呉服屋の長女として生まれた綾子さん。綾子という名は「一生糸に関わる仕事に就くように」と付けられたのだそうです。

15歳の時、ミシン踏みの修行から洋裁の道に進み、岸和田の地にコシノ洋装店を開業。

その後、紳士服のテーラーを営む男性と結婚し、長女のヒロコさん、次女のジュンコさん、三女ミチコさんを出産します。

戦地に出征した夫が戦病死した後は、女手ひとつで娘たち3人を育て、娘たちも世界的なデザイナーとして活躍していきます。

それからも岸和田の地で洋装店を続けていましたが、平成18年(2006)92歳で亡くなられます。

主なあらすじです―

♪時は大正 岸和田に
 生まれた一人の女の子
 名前を小原糸子と申します

 着物の 時代に ドレスに出会い
 夢見て 愛して 駆け抜けた

 これは その おはなし♪(「ふたりの糸子のうた」→

物語のヒロインの名は、小原糸子。大正2年、大阪・岸和田の呉服商の娘として生まれます。

生まれながらにしてお転婆だった糸子は、だんじり祭が大好き!でも山車だしである地車だんじりを曳くのは男のみ―

“なんで男だけが好きな事できんのん?女だって自由に生きたいわ!”

裁縫の道に進んだ糸子は、岸和田のぱっち屋でミシンとの運命的な出会いをします。

こうと決めた糸子、父の反対を押し切って女学校を中退。ミシンの修業を積んで、夢にまで見た洋装店を開業します。

その後糸子は見合いで仕立て屋の男性と結婚。しかし3人目の子供を身籠った時、夫は出征先で戦病死し、女手ひとつで娘3人を育てる事になります。

“職場が男の戦場て言うんなら、育児は女の戦場でっせ”と言う糸子に対し、娘たちは―

・絵が得意でお嬢さん育ちの長女
・だんじり好きで男勝りの次女
・女子テニスで日本一になった三女

と個性あふれる三姉妹に育っていきます―
こんな“大阪のパワフルお母ちゃん”が織り成す子育て奮闘記が描かれます。

主な配役は以下のとおり―

  • 小原糸子(「オハラ洋装店」を開業)=二宮星(あかり)ちゃん→尾野真千子さん→夏木マリさん


  • 小原善作(糸子の父、岸和田・かじやまち〔五軒町〕商店街で「小原呉服店」を営む)=小林薫さん

  • 小原千代(糸子の母)=麻生祐未さん

  • 小原静子(糸子の妹、次女)=荒田悠良(ゆら)ちゃん→柳生みゆさん

  • 小原清子(糸子の妹、三女)=村上凜(りん)ちゃん→眞木めいちゃん→坂口あずささん

  • 小原光子(糸子の妹、四女)=花田鼓(つづみ)ちゃん→吉田葵依(あおい)ちゃん→杉岡詩織さん

  • 小原ハル(糸子の祖母)=正司照枝さん


  • 川本勝(紳士服店「ロイヤル」の同僚で、のち糸子の夫となる)=駿河太郎さん


  • 小原優子(糸子と勝の長女)=瀬尾真優ちゃん→花田優里音(ゆりね)ちゃん→野田琴乃ちゃん→新山千春さん

  • 小原直子(糸子と勝の次女)=鈴木紗良ちゃん→心花(このか)ちゃん→二宮星ちゃん→川崎亜沙美さん

  • 小原聡子(糸子と勝の三女)→杉本湖凜(こりん)ちゃん→村﨑真彩さん→安田美沙子さん

  • 小原里香(糸子の孫、優子の娘)=小島藤子さん


  • 昌子(オハラ洋装店の縫い子)=玄覺悠子さん

  • 松田恵(オハラ洋装店の経理担当)=六角精児さん


  • 松坂清三郎(糸子の祖父、千代の父)=宝田明さん

  • 松坂貞子(糸子の祖母、千代の母)=十朱幸代さん

  • 松坂正一(糸子の伯父、千代の兄)=田中隆三さん

  • 松坂勇(糸子の従弟、正一の長男)=大八木凱斗(かいと)くん→渡辺大知さん


  • 安岡勘助(糸子の同級生、玉枝の次男)=吉岡竜輝くん→尾上寛之さん

  • 安岡泰蔵(玉枝の長男、勘助の兄、だんじりの大工方を務める)=須賀貴匡さん

  • 安岡玉枝(かじやまち〔五軒町〕商店街で「安岡髪結い店」を営む)=濱田マリさん

  • 安岡八重子(泰蔵の妻)=田丸麻紀さん

  • 安岡太郎(泰蔵と八重子の長男)=大原光太郎くん→倉本発(ひらく)さん

  • 安岡次郎(泰蔵と八重子の次男)=三田村陽斗(かいと)さん


  • 吉田奈津(糸子の同級生、かじやまち〔五軒町〕商店街で料亭「吉田屋」の一人娘)=高須瑠香ちゃん→栗山千明さん→江波杏子さん

  • 佐藤平吉(勘助の悪タレ仲間)=木村風太くん→久野雅弘さん


  • 木之元栄作(かじやまち〔五軒町〕商店街で「木之元電キ店」を営む)=甲本雅裕さん

  • 木岡保男(かじやまち〔五軒町〕商店街で「履物屋」を営む)=上杉祥三さん


  • 桝谷幸吉(岸和田の隣町で「桝谷パッチ店」を営む)=トミーズ雅さん

  • 紳士服店「ロイヤル」の店主=団時朗さん

  • 生地屋「末松商店」の店主=板尾創路さん


  • 三浦平蔵(泉州繊維商業組合の組合長)=近藤正臣さん

  • 北村達雄(泉州繊維商業組合の組合員)=ほっしゃん。さん

  • 周防龍一(紳士服職人)=綾野剛さん


  • 中村春太郎(冬蔵)(名うての歌舞伎役者)=小泉孝太郎さん


  • 長谷ヤス子(「末松商店」の馴染み客)=中村美律子さん


  • 花村喜一(「心斎橋百貨店」の支配人)=國村準さん

  • →しょーもない疑問・その1!「心斎橋百貨店」って、大丸心斎橋みせやろか?そごう心斎橋店やろか?…実際に、小篠綾子さんが行かはったのは高島屋岸和田店なのだそうですが…
  • 駒子(吉田屋に出入りする芸妓、糸子にとって最初の客)=宮嶋麻衣さん

  • サエ(勘助が入り浸るダンスホールの踊り子、糸子にイブニングドレスを注文)=黒谷友香さん

  • 菊乃(若竹という店の芸者、勝の浮気相手)=赤松悠実さん


  • 澤田(国防婦人会=大日本国防婦人会(※)=の女性)=三島ゆり子さん

  • ※1 国防婦人会
    昭和7年(1932)に設立された婦人団体。正式名称は大日本国防婦人会。“国防は台所から”のスローガンを掲げ、軍部の支持・指導の下で組織を拡大した我が国最初のファッショ的婦人団体。出征者の送迎や傷痍軍人・遺家族の扶助などの他に防空演習など、銃後支援活動に動員された。同17年(1942)に大日本婦人会に統合、同20年(1945)に国民義勇隊の結成と共に解散された。


  • 原口猛(優子と直子が通った東京の服飾専門学校のスタイル画教師)=塚本晋也さん


  • 根岸良子(東京のミシンメーカーから派遣された洋裁の講師)=財前直見さん

  • →しょーもない疑問・その2!東京のミシンメーカーってどこやろ?シンガー(Singer)の下請けやろか?それとも蛇の目?まぁ、ブラザーは名古屋やさかい違うもんね!…母に聞いたら、あの頃のミシンは殆んどがシンガー(Singer)やて!ドラマの中でももじってスティンガー(Stinger)ってなってたし…国産(蛇の目やブラザー)が陽の目をみるのは戦後なってからやね。

放送期間は、10月3日から来年、平成24年(2012)3月31日まで。全151話。

各週ごとのサブタイトルは以下のとおりで、それぞれに花言葉の意味が充てがわれています。
  1. 第01話~第06話 あこがれ←ヒマワリ(向日葵)の花言葉

  2. 第07話~第12話 運命を開く←プリムラの花言葉

  3. 第13話~第18話 熱い思い←カンナの花言葉

  4. 第19話~第24話 誇り←アマリリス(朱頂蘭)の花言葉

  5. 第25話~第30話 私を見て←スカシユリ(透かし百合)の花言葉

  6. 第31話~第36話 乙女の真心←コスモス(秋桜)の花言葉

  7. 第37話~第42話 移りゆく日々←ワレモコウ(吾亦紅、吾木香)の花言葉

  8. 第43話~第48話 果報者←チトニアの花言葉

  9. 第49話~第54話 いつも想う←ハハコグサ(母子草)の花言葉

  10. 第55話~第60話 秘密←ヒメウツギ(姫空木)の花言葉

  11. 第61話~第66話 切なる願い←カスミソウ(霞草)の花言葉

  12. 第67話~第72話 薄れゆく希望←アネモネの花言葉

  13. 第73話~第75話 生きる←マリーゴールドの花言葉

  14. 第76話~第79話 明るい未来←ムスカリの花言葉

  15. 第80話~第85話 愛する力←ベニバナ(紅花)の花言葉

  16. 第86話~第91話 揺れる心←ホテイアオイ(布袋葵)の花言葉

  17. 第92話~第97話 隠しきれない恋←ジギタリスの花言葉

  18. 第98話~第103話 ライバル←ロベリアの花言葉

  19. 第104話~第109話 自信←ユキワリソウ(雪割草)の花言葉

  20. 第110話~第115話 あなたを守りたい←エンゼルランプの花言葉

  21. 第116話~第121話 鮮やかな態度←ルドベキアの花言葉

  22. 第122話~第127話 悔いなき青春←クロッカスの花言葉

  23. 第128話~第133話 まどわせないで←ヘラオオバコの花言葉

  24. 第134話~第139話 宣言←ヘメロカリスの花言葉

  25. 第140話~第145話 奇跡←レインボーローズの花言葉

  26. 第146話~第151話(終)あなたの愛は生きてます←カーネーションの花言葉
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すごく面白いストーリー展開になりそうですね。何よりも実在した人物の一代記ですから尚更興味津々です。最近の朝ドラってこういった実在した人物の半生を綴ったものとか、一生を描いたものが少なくなりましたよね。

正直、「鳩子の海」(昭和49年)から観させてもらっている私としては、すごく物足りなさを感じてたんですよね。大河ドラマじゃないけど、歴史好きにとっては、時代考証や舞台背景、当時の様子を描いたセットの数々など、注目すべき点が多々あるんやけど…

しかも、私にとって一番大好きな大正時代から描かはるし、モボ・モガの時代もどっぷり真っ盛りやん!

こういう未知の領域って興味や関心度へのワクワク感の度合いが全然違うもんね!しっかりと時代考証や風俗考証、服飾文化史を番組から吸収したいと思ってまっせ!

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※(参考)NHK朝の連続テレビ小説「カーネーション」公式サイト→

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※関西地域限定、4月から「もういちど“カーネーション”」放送決定!

関西地区で最高視聴率22.7%を記録中のNHK朝の連続テレビ小説「カーネーション」ですが、この程4月5日(木)から1週間分をまとめたダイジェスト版「カーネーション一週間」を毎週木曜日のお昼12時20分から 23分間、放送する事になったようです。

この時間帯は全国ネットで「ひるブラ」を放送していますが、木曜日に限っては、関西独自の番組を流す事となります。


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