NHK大河ドラマ「平清盛」

再来年、平成24年(2012)のNHK大河ドラマの主人公に平清盛を中心とした平家一門が描かれるそうですよ。

平清盛を主人公に添えて展開するとすれば、昭和47年(1972)に仲代達矢さんが清盛を演じられた「新・平家物語」以来となり、実に40年ぶりになります。

源平の争乱期を扱かったのは、滝沢秀明さんが源義経を演じた平成17年(2005)の「義経」以来7年ぶりとなりますね。(下記参照)

    ※源平争乱期を扱った作品と平清盛の配役
  • 昭和41年(1966)「源義経」:辰巳柳太郎さん

  • 昭和47年(1972)「新・平家物語」:仲代達矢さん

  • 昭和54年(1979)「草燃える」:金子信雄さん

  • 平成17年(2005)「義経」:渡哲也さん
ここ数年の大河ドラマは、
  • 平成18年(2006)「功名が辻」→戦国〜江戸

  • 平成19年(2007)「風林火山」→戦国

  • 平成20年(2008)「篤姫」→江戸・幕末〜維新期

  • 平成21年(2009)「天地人」→戦国〜江戸

  • 平成22年(2010)「龍馬伝」→江戸・幕末

  • 平成23年(2011)「江〜姫たちの戦国〜」→戦国〜江戸
というように、戦国時代江戸時代幕末・維新期を描いた作品が続いていた事もあって、時代を遡ってみようという声が上がっていたのだとか―

NHKの制作サイドが考えるドラマのストーリー構成としては、

平安末期、海の一族・伊勢平氏は瀬戸内の海賊退治によって貴族社会にその存在を示していた。清盛は養父・忠盛のもとで一人前の武士となるように育てられ、「人の絆」の大切さを学ぶ。また清盛は船上での生活で先見性や判断力を身につけ、外国商人や海賊たちと渡り合う中でたくましい男として成長していく。

京に上ると清盛は個性的な仲間と出会う。ライバルとなる源義朝、後に歌人・西行となる文武に秀でた佐藤義清、そして繊細・奔放な少年から日本一の権力者「大天狗」へと変貌を遂げる雅仁親王(のちの後白河天皇・上皇・法皇)。若き清盛は彼らとともに世の中を見つめ、それぞれの夢を語り合った。

だが、時は戦乱の世を迎える。

王家(天皇家)の後継争いに始まった保元・平治の乱。そこで清盛が見たのは、子が親を兄が弟を殺す地獄絵図だった。

その中で清盛は、朝敵となった源義朝を討てとかつての雅仁親王・後白河上皇から命ぜられる。だが義朝の嫡男・頼朝には恩情をかけ命を救ってしまい、この判断が大きな悲劇を生むことになる。

京を舞台にした戦いで、藤原摂関家源氏が力を失う中、清盛「武家の棟梁」となり中央政界を左右する存在となる。盟友であった後白河法皇院政を行い、政治権力をふるい、両者は同盟を結ぶものの、やがて厳しい対立関係に入る。そんな清盛を支えたのが家族だった。実の親を知らず、忠盛の情愛の中で育てられた清盛は、家族の絆を何よりも大切だと感じていた。

しかし清盛が最愛の長男・重盛を病で失うと、後白河法皇平家一門の追い落としをはかる。ついに堪え切れなくなった清盛はクーデターを起こし、後白河法皇院政を停止して、最高の権力者となる。日本史上初めて武士が政権のトップにつくことになった瞬間だった。

そして400年ぶりに都を京から福原(現・神戸)に遷し、自らの夢に立ち返った政治を行おうとした。それは巨大な貿易港を築き、日宋貿易を中心とした、海外に開けた交易国家を作ることだった。だが、あまりに急進的な改革だったために、世間の不評を買い、天下の大悪人とされてしまう。

こうした世論に乗じて、後白河法皇は平家追討令を出した。頼朝を先頭に、源氏一族が全国で呼応する中、清盛は熱病で命を絶つ。子供たちは父の名誉を守るために果敢に戦うが力尽き、平家一門は父・清盛が愛した海に消えるのだった―
といった感じを思い描いているようです。

脚本は朝の連続テレビ小説「ちりとてちん」や土曜時代劇「咲くやこの花」などを手掛けた藤本有紀さんが描く模様…さて、どんな感じになるのやら!

主な配役陣は―

  • 平清盛=松山ケンイチさん


  • 平時子(二位尼、清盛の後妻、時忠の同母姉)=深田恭子さん

  • 高階明子(清盛の前妻、高階基章の娘、重盛・基盛の母)=加藤あいさん

  • 平滋子(建春門院、後白河上皇の寵妃で高倉天皇の母、時子・時忠の異母妹)=成海璃子さん

  • 祗園女御(白拍子で白河法皇の寵妃)=松田聖子さん

  • 舞子(清盛の実母、白拍子で白河法皇の寵妃)=吹石一恵さん


  • 平忠盛(清盛の父)=中井貴一さん

  • 藤原宗子(池禅尼、忠盛の後妻、清盛の継母、家盛・頼盛の実母)=和久井映見さん

  • 平家盛(清盛の異母弟、池禅尼の子、同母弟に頼盛がいる)=大東俊介さん

  • 平忠正(清盛の叔父、忠盛の弟)=豊原功補さん

  • 平正盛(清盛の祖父、忠盛の父)=中村敦夫さん


  • 平時忠(堂上平家、姉・時子を清盛に嫁がせ、妹・滋子を後白河上皇に嫁がせるなど“平大納言”“平関白”と呼称され、有名な言葉として“一門にあらざらん者はみな人非人なるべし”(「平家にあらずんば人にあらず」と無理矢理に現代語訳されている)がある=森田剛さん

  • 平家貞(忠盛・清盛の2代に仕え、「一ノ郎等」(『愚管抄』)と云われた。平家の本領・伊賀国鞆田荘の沙汰人)=中村梅雀さん

  • 平盛国(平家嫡宗の家令的立場)=上川隆也さん

  • 平盛康(盛国の父、平家譜代の家人として正盛・忠盛の2代に仕える)=佐戸井けん太さん

  • 伊藤忠清(藤原忠清、平家譜代の家人、「坂東八カ国の侍の別当」(『平家物語』)、重盛に近仕し、維盛の乳父となる)=藤本隆宏さん

  • 平維綱(平家嫡宗の重臣、清盛の異母弟・家盛の乳母父)=尾美としのりさん


  • 兎(うさぎ)丸(“西海の海賊王”だったが、平家水軍を任される)=加藤浩次さん


  • 源為義(河内源氏の棟梁)=小日向文世さん

  • 源義朝(為義の嫡子)=玉木宏さん

  • 源頼朝(義朝の嫡子、源氏の正嫡)=岡田将生さん


  • 由良御前(義朝の正妻、熱田大宮司藤原季範の娘、頼朝の実母)=田中麗奈さん

  • 常盤御前(義朝の妾、阿野全成、義円、源義経の実母、のち清盛の妾となり、廊御方を産む、さらに一条長成の後妻)=武井咲さん

  • 北条政子(頼朝の正妻)=杏さん


  • 鎌田通清(源氏の家人)=金田明夫さん

  • 鎌田正清(通清の息子、義朝の乳兄弟)=趙a和さん


  • 雅仁親王(のちの後白河天皇・上皇・法皇)=松田翔太さん

  • 白河法皇==伊東四朗さん

  • 鳥羽上皇・法皇=三上博史さん

  • 顕仁親王(のち崇徳天皇・上皇)=ARATAさん


  • 藤原璋子たまこ(待賢門院、鳥羽上皇の中宮、白河法皇の寵愛を受け、崇徳天皇を産む、また鳥羽天皇との間に後白河天皇を産む、佐藤義清のりきよと関係を結ぶ)=檀れいさん

  • 堀河局(待賢門院堀河、藤原璋子に仕える女官)=りょうさん


  • 藤原得子なりこ(美福門院、鳥羽上皇の皇后、近衛天皇の実母)=松雪泰子さん


  • 藤原忠実(富家殿、知足院殿)=國村隼さん

  • 藤原忠通(法性寺殿、忠実の長男、頼長の異母兄)=堀部圭亮さん

  • 藤原頼長(宇治悪左府)=山本耕史さん


  • 信西(藤原南家、藤原通憲)=阿部サダヲさん

  • 藤原家成(清盛の長男・重盛の義父、維盛の義祖父)=佐藤二朗さん


  • 佐藤義清のりきよ(北面の武士、西行法師)=藤木直人さん
の皆さんです。

― ◇ ◇ ◇ ―

40年前の「新・平家物語」では、吉川英治氏の『新・平家物語』を原作として、平家一門の栄華とその滅亡が描かれ、ちょうどNHK大河ドラマ10作目という記念すべき作品でもあったために豪華キャストが配役されて話題を呼びました。

再来年、平成24年(2012)のNHK大河ドラマは昭和38年(1963)にスタートした「花の生涯」からちょうど50年目の節目でもあり、「新・平家物語」に劣らないほどの豪華キャストの可能性(…とはいっても、人気先行で、たいして実力のない役者さんが演じられるのはうんざり!でも…平家の公達というフレーズからは嫌な予感が…)がありそう!

個人的な期待があるとすれば、清盛の青年期からスタートするとして、文覚上人(遠藤盛遠)西行法師(佐藤義清)との絡みがあっったら面白いのに!と感じます。それで、エンディングの方で清盛の死後、文覚上人後鳥羽上皇の反感を買って失脚し、その連座として平家の正嫡である六代が斬首される辺りまで描いてくれると楽しいかも!


     


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posted by 御堂 at 13:12 | Comment(0) | TrackBack(0) | 歴史:ドラマ
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