“無言参り”で大願成就!

祗園祭“無言参り”

7月17日、今年も祗園祭山鉾巡行が終りました。そして、夕刻には八坂神社から東御座みくら(祭神は櫛稲田姫命)、中御座(祭神は素戔嗚尊)、西御座(祭神は八柱御子神)の3基の神輿に渡御わたましされた八坂神社の神様が鴨川を越え、北は二条通、南は松原通、西は寺町通、東は東大路通に居住する氏子たちの家々を練る歩き、寺町四条にある御旅所へ鎮座される。(神幸祭

祗園祭“神輿渡御”

17日の催された山鉾巡行は、いわば神幸祭の露払い的なもの。巡行した山や鉾が掃き清めた後を神輿が通過される。

何故、寺町四条に御旅所があるのかというと、その昔、四条大橋は常設されていませんでした。(常設されていたのは、三条と五条だけ…)そのため、鴨川以西に居住する八坂神社の氏子たちにとっては1週間という短い期間であっても御旅所に神輿が鎮座されるのは有り難い事だったのです。

祗園祭“還幸祭”

神輿は1週間後の24日まで鎮座され、今度は“祗園町の祗園祭”と呼ばれる花傘巡行によって掃き清められ、八坂神社に還幸される。(還幸祭

― ◇ ◇ ◇ ―

さて、神輿が御旅所で安置されたその夜から祗園町に伝わる芸妓さん・舞妓さんらの古くからの風習に“無言参り”というのがあります。

24日に神輿が八坂神社に還幸されるまでの七日七夜、御旅所にお参りし続け、その往復の道中にたとえ知人と会っても挨拶も会話もしてはいけない―必ず「無言」を貫くという願掛けです。

かなり厳しい風習ですね。でも、必ず願い事が叶うと伝えられているので、熱心に詣でる人も多いようですよ!


― ◇ ◇ ◇ ―

※(参照)「祗園祭どすえ!」→
※(参照)「祗園(御霊)会」→

この記事へのコメント


この記事へのトラックバック